おしらせ
【今週の新馬戦・注目馬】GI3勝アドマイヤマーズの半妹やサラキア、サリオスの妹などがデビュー
■11月27日の東京競馬場第5R・メイクデビュー東京(新馬、芝1600m)でヴィアルネッサンス(牝2、美浦・木村)がデビューを迎える。父はハーツクライ、半兄に香港マイルやNHKマイルCなどGI3勝のアドマイヤマーズがいる良血馬だ。血統馬らしく調教では軽快な動きを見せており、17日の1週前追い切りでは古馬1勝クラスの僚馬を追走し同入している。ハーツクライ産駒ということもあり本当の意味で良くなってくるのはまだ先かもしれないが、現状の力を出せれば好走の可能性は十分だろう。鞍上はC.ルメール騎手。
【ヴィアルネッサンス】
父ハーツクライ
母ヴィアメディチ
母父Medicean
■11月27日の東京競馬場第6R・メイクデビュー東京(新馬、ダ1600m)でタービンホール(牡2、美浦・竹内)が松岡騎手を背にデビューする。マイルCS南部杯を制すなどダート重賞で大活躍した名牝ゴールドティアラの最後の仔となる。デビューに向けてウッドと坂路を併用し順調に乗り込まれてきたこの馬。1週前追い切りではウッドコースで古馬2勝クラスの僚馬を1秒近く追走しながら、最後は同入に持ち込んでいる。血統的にもダートでの活躍を期待できそうで初戦の走りに注目したい。
【タービンホール】
父ディスクリートキャット
母ゴールドティアラ
母父Seeking the Gold
■11月27日の阪神競馬場第5R・メイクデビュー阪神(新馬、芝1600m)でコイニオチテ(牡2、栗東・森)が初陣を迎える。父はロードカナロア、母ココロノアイはアルテミスSとチューリップ賞を制し、桜花賞でも2番人気に支持されたほどの素質馬だった。圧巻だったのが最終追い切りで、栗東坂路で4F50秒5-1F11秒9(一杯)という時計をマーク。ハロー掛け直後のキレイな馬場で記録されたものとはいえ、これは古馬を含めた当日の栗東坂路1番時計だった。調教通りの走りができれば初戦からチャンスがありそうだ。鞍上は松本騎手。
【コイニオチテ】
父ロードカナロア
母ココロノアイ
母父ステイゴールド
■11月27日の阪神競馬場第6R・メイクデビュー阪神(新馬、ダ1800m)でタマモモンレーブ(牡2、栗東・大橋)が富田騎手を鞍上に迎えデビューする。オーナーゆかりのドリーミーアイ牝系の出身で、伯父に京都ハイジャンプ優勝、中山大障害2着などジャンプレースで活躍したタマモグレアー、叔父に中央のダートで4勝を挙げたタマモネイヴィーなどがいる。1週前追い切りで一杯に追われたことによりスイッチが入ったのか、最終追い切りでは古馬2勝クラスの年長馬を相手に食らいつく走りを見せた。ダートで堅実に走る馬を送り出す一族なだけに長い目で追いかけたい1頭だ。
【タマモモンレーブ】
父クリエイターII
母チャームドリーム
母父フレンチデピュティ
■11月28日の東京競馬場第6R・メイクデビュー東京(新馬、芝1800m)で、サリエラ(牝2、美浦・国枝)がC.ルメール騎手のエスコートでデビュー戦に臨む。父はディープインパクト。母はドイツオークス馬サロミナで、全姉に有馬記念2着などがあるサラキア、半兄に朝日杯FSを制し皐月賞と日本ダービーでそれぞれ2着に入ったサリオスがいる超良血馬だ。先週の併せ馬で一気に気配を上げたようで、今週の動きは素軽さ満点。勝ち負けを意識できる仕上がりと言える。またこのレースではサイルーン(牡2、美浦・堀)もメイクデビュー。祖母はマイルGI2勝のノースフライト、全姉に中央4勝ハナレイムーンと、こちらも血統背景は華やかだ。鞍上は今週末から短期免許で騎乗する世界的名手R.ムーア騎手。先週の稽古では準オープン馬にしっかり食い下がれており、走れる態勢にありそう。
【サリエラ】
父ディープインパクト
母サロミナ
母父Lomitas
【サイルーン】
父ディープインパクト
母ハウオリ
母父キングカメハメハ
■11月28日の阪神競馬場第4R・メイクデビュー阪神(新馬、ダ1200m)で、ティントリップ(牝2、栗東・杉山晴)がデビューする。母レディルージュはオープン特別・室町S勝ち、北九州記念での2着など芝ダート問わず短い距離で活躍。全兄ロードラズライトはここまで中央4勝を挙げている。ほか、叔父にダート重賞2勝のロードゴラッソ。入厩してからの本数は少ないが、先週には坂路で4F51秒9(強め)と水準以上の時計を出せており、仕上がりは良さそう。鞍上は松若騎手が務める。
【ティントリップ】
父ロードカナロア
母レディルージュ
母父ブライアンズタイム
■11月28日の阪神競馬場第6R・メイクデビュー阪神(新馬、芝2000m)で、カワキタアイゼン(牝2、栗東・浜田)が、吉田隼騎手を背にデビュー戦に臨む。ローズSで2着、秋華賞で5着に入り、4歳3月に中山牝馬Sを勝ったカワキタエンカの半妹にあたる。春にゲート試験を合格した後は放牧で成長を促され、再入厩後は併せ馬8本を消化。調整は順調そのものだ。先週、今週と吉田隼騎手を背にメリハリの利いた動きを見せており、態勢は十分のよう。
【カワキタアイゼン】
父ハーツクライ
母カワキタラブポップ
母父クロフネ
(Text:Nishimura/Hiraishi)
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