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【今週の重賞】[京阪杯]大混戦のスプリント重賞 4連勝中のレイハリアが参戦

■11月28日、阪神競馬場で第66回・京阪杯(GIII、芝1200m)が行われる。

レイハリア(牝3、美浦・田島)は、春に未勝利クラスを勝ち上がると続く1勝クラスも勝利。続けて挑んだ葵Sでは早い時期から活躍していた完成度の高い同世代・ヨカヨカを抑えて重賞初制覇。休み明けで挑んだキーンランドCは初の古馬相手も3番人気に推されると、葵Sでも見せた渋太い脚を使って優勝。春から夏にかけて怒涛の4連勝を飾っている。前走は斤量51キロと恵まれた分はあったものの、力がないと4連勝はできないだろう。中京への輸送は1勝クラス時にクリアしており混戦模様の今回も通用する可能性は十分だ。

シヴァージ(牡6、栗東・野中)は、前走スプリンターズSで勝ち馬ピクシーナイトにコンマ3秒差、2着馬レシステンシアとはタイム差なしの3着に好走。内ラチ沿いでロスなく運び、直線では前が空かずに追い出すタイミングが難しかったが、ピクシーナイトが抜け出すと、それにつられるようにぐいぐいと伸びた。芝に転換してからは後方追走の末脚勝負が板についていたが、前走では先行して上がり2位の末脚を繰り出し、これまでと違う一面をのぞかせている。来年で7歳を迎えるが侮れない存在だろう。

アウィルアウェイ(牝5、栗東・高野)は、昨年のシルクロードS以降、勝利が遠ざかっているが、GIIIの今回は力関係では軽視できない存在だ。常に後方からの極端な競馬になるため、ストライクゾーンが狭いことが安定して好走できない要因だろう。フタ桁着順が続いた中で、久々の好走となったのが今年のCBC賞。メンバーの中で2番目に重い55.5キロを背負わされたが、上がり最速33秒2の末脚を繰り出して3着だった。5歳牝馬であるが、その末脚に衰えはない。波乱の多い重賞だけに、自慢の末脚で馬券圏内に食い込める可能性はありそうだ。

ミッキーブリランテ(牡5、栗東・矢作)は、今年の高松宮記念で初めて1200m戦に挑戦。さすがに初スプリントでGIだけあって10着に終わったが、3走前の函館スプリントSに出走して3着に好走。続くキーンランドCとスプリンターズSでは着外に沈んでしまったが、キーンランドCでは勝ち馬にコンマ4秒差と大きく負けてはおらず、GIレベルでなければ十分通用するスピードは持っていることが窺える。これまで最も多く出走したのが阪神であり、距離は違えど複勝率は50%とそこそこの数字。鞍上は坂井騎手へと乗り替わりとなるが、同馬に騎乗した際は【3.1.2.4】と手の内に入れていると判断して良いだろう。久しぶりの騎乗で期待したい。

ほか、高松宮記念以来の実戦となるライトオンキュー(牡6、栗東・昆)、スプリンターズSで敗れるもGIII舞台で再度の重賞制覇を狙うファストフォース(牡5、栗東・西村)など22頭がエントリーしている。スプリンターズS組は不振傾向だが登録は7頭と多め。かつ前走成績がお世辞にも強いと言える馬が少なく、かなりの混戦模様なので大波乱の高配当を期待したい。

(Text:Funaki)

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