【今日の出来事】野中調教師がJRA通算300勝達成／伴騎手が落馬負傷し21日福島競馬で騎手変更／木幡巧騎手が発馬機内で負傷し21日福島競馬で騎手変更

【11月20日の出来事】
■阪神競馬第7R・3歳上1勝クラスでフォレストキャット（牝3）が1着となり、同馬を管理する野中賢二調教師（56、栗東）は、2008年3月1日の管理馬初出走以来、3003戦目でJRA通算300勝を達成した。現役では67人目の記録。300勝のうち重賞はインティが制した2019年フェブラリーSのGI1勝を含む9勝。記録を決めたフォレストキャットはインティの妹だった。

同調教師は「オーナーをはじめ厩舎に関わってくれているスタッフ、牧場関係者、いろいろな人に助けられてここまで来ることができたと思っています。これからも1頭1頭馬の個性に合った馬づくりにこだわって、今まで通りコツコツと、関わってくれている方々に、また多く笑ってもらえるように頑張っていきたいと思います」と、JRAを通じてコメントしている。

■東京競馬第8R・秋陽ジャンプSで、テイエムコンドルが2周目8号障害飛越着地時につまずき、騎乗していた伴啓太騎手が落馬したため競走を中止した。同騎手は左大腿・左第4趾打撲と診断。21日福島の障害戦2鞍の騎手変更が発表された。馬に異状はなかった。

■福島競馬第11R・みちのくSで、トロワマルスが発馬機内で突進して転倒した際に木幡巧也騎手が落馬負傷。頭部・顔面打撲、歯牙損傷、右脛骨近位部骨折の疑いと診断。福島市内の病院に搬送された。同騎手の負傷により、21日の福島競馬では7鞍の騎手変更が発表された。
（Text:Hattori）

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