おしらせ
【オーバルスプリント】船橋の雄・ナイキマドリードが中央勢を迎え撃つ
8日、浦和競馬場のメインレースとして、南関6頭、高知2頭、愛知1頭、中央3頭によって争われる交流重賞・第22回オーバルスプリント(格付なし・ダ1400m)が行なわれる。今年から交流重賞に生まれ変わったこの一戦の展望をお届けしたい。 今回と同舞台の交流重賞・さきたま杯を、ラヴェリータ、スーニなどの強力な中央勢を相手に完勝した船橋のナイキマドリードが中心か。さきたま杯の勝利で浦和1400mは3戦3勝。昨年は交流重賞になる前のこのレースを快勝しているように、この舞台との相性は抜群。3カ月ぶりの実戦となるものの入念に乗り込まれて態勢は整っており、主役の座は譲れないところだ。 昨年のオーバルスプリントでナイキマドリードの2着に善戦したのが、同じく船橋所属のディアーウィッシュ。前走のスパーキングサマーCは1番人気を裏切り8着に敗れたが、交流重賞で3着した実績もあるだけに、本来の力を出し切れれば侮れないところ。レース間隔を詰めて使った方が結果を出しているだけに、2カ月ぶりの実戦となった前走より、中2週で挑む今回の方がいい走りができるのではないか。 対する中央勢は、ラヴェリータ、スーニを相手に交流重賞で連続2着中のトーホウドルチェが筆頭格となる。56キロ、55.5キロを背負いながら好走を続けたことを考えれば、53キロで出走できる今回は絶対的に有利。2日には栗東・坂路で4F53秒0-13秒2(馬なり)をマークしており、馬の状態も良さそうだ。 4走前にオープン特別を制しているトーホウオルビスは、小倉遠征から中10日で浦和遠征とローテーションは厳しいが、54キロの斤量は魅力で、【1.3.1.1】と好相性の浜中騎手が騎乗できるのも心強い。中間は軽めの調整に終始しているだけに状態の変化を感じ取ることは難しいが、同型のバロズハートが極端な外枠を引いたことで、自分の競馬がしやすくなったと言える。後は、いかに100%の力を出し切れるかだろう。 なかなか勝ち切れないものの、堅実な末脚で常に上位争いに加わっているダイショウジェットは、展開面の助けが欲しいところ。8月31日の最終追い切りは栗東・Cウッドで6F81秒4-12秒2をマークし、状態自体はいい。4つのオープン勝ちは直線の長い東京・阪神コースでのものだけに、小回りの浦和コースでいかに能力を出し切るか、ジョッキーの手綱捌きも重要になってきそうだ。 ★東北地方太平洋沖地震・応援メッセージ募金 ★【さきたま杯(浦和)】船橋のナイキマドリードが快勝! 断然人気ラヴェリータは… ★【栗東S】伏兵トーホウドルチェが2番手から抜け出し快勝 ★【つばさ賞】トーホウオルビスがアタマ差凌いでオープン初勝利 ★【ポラリスS】ダイショウジェットのゴール前強襲決まる!!
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