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【ローズS】有力馬1週前追い切りレポート
3着までに優先出走権が与えられる秋華賞トライアル・第29回ローズS(GII、芝1800m)が今週末の日曜日、阪神競馬場のメインレースとして行われる。この一戦に出走を予定している有力馬の1週前追い切りの様子を詳細にレポート! エリンコート 休み明けだったオークスを7番人気ながら制覇。樫の女王がここで始動戦を迎える。夏は社台ファームでじっくり英気を養い、8月10日に栗東トレセンへ帰厩。骨格に見合った筋肉が付いて、春に比べると馬体に厚みが増した印象で、ひと夏越しての成長は十分に感じられる。調整は坂路中心にじっくりと乗り込まれており、まずは順調だ。7日は栗東の坂路コースで単走。ここまでは馬なりオンリーだったが、ここではステッキも入るしっかりした負荷をかけられ戦闘モードにスイッチオン。時計は4F53秒5-1F12秒7(一杯)と、もうひと伸び欲しかったところだが、ここでビシビシやられたことでグッと変わってきそうな雰囲気はある。 マルセリーナ 2カ月ぶりの休み明けもなんの、桜花賞を制覇。続くオークスでは1番人気に推されたが、道悪が影響してか4着に終わってしまった。休養は十分。秋の飛躍へここをステップにしたい。放牧後は暑さを避けて8月下旬は札幌競馬場で調整。9月2日に栗東へ帰っている。やや立派過ぎるきらいもあるが、トモには内から筋肉が盛り上がるように付いており、馬体全体ひと回り大きくなってきた。7日は栗東ウッドコースで“マツパク流”の終い重点追い。3歳未勝利を追走して1馬身遅れの入線となったが、余力をたっぷリ残してのもので懸念視は不要だ。フットワークの雄大さからは、状態の良さが覗えた。最終追いで終いキッチリ追えば態勢は整うだろう。 ホエールキャプチャ 阪神JFで2着、桜花賞で2着、オークスで3着。念願のGI・秋華賞獲りへ、まずはここで存在感を誇示しておきたい。放牧後いったん函館に入り調整、その後8月下旬に美浦へ帰ってきたがこの間トラブルなく入念に乗り込みが積まれており、順調に気配は上昇。7日は美浦坂路で4F49秒9(馬なり)をマーク。前週に続いての49秒台で、態勢は万全か。馬体に太め感はまったくなく、ここまでの調整はほぼ完璧。土曜日に栗東へ入っており、最終追いは同地で行われる。 キョウワジャンヌ ここまで条件戦を2連勝。夏の上がり馬が春の実績馬勢に挑む。続けて使われているがレースからの回復は早く、この中間は弾むような動きを見せている。充実一途。8日は栗東坂路で古馬500万下を2馬身追走、終い鋭い瞬発力を披露すると逆に2馬身突き放してフィニッシュした。疲れはなく、抜群の気配と言っていいだろう。 リヴァーレ この馬も500万下、1000万下と条件戦を連勝。前走は休み明けだっただけに、上積みにも期待できそうだ。7日、美浦ウッドでの併せ馬が中間の初時計となったが、3馬身ほど先行した古馬1000万下を楽な手応えのまま追い詰め、悠々同入に持ち込んだ。時計も5F66秒9(馬なり)と抜群で、確実に前走以上の状態。 ドナウブルー 春のクラシックには縁がなかったが、牡馬相手のシンザン記念で1番人気に推されるなどその素質は早くから評価されていただけに秋の大逆襲があっても驚けない。4月のNZT後は6月にいったん出走する態勢だったが、取り止められ再度放牧で立て直し。8月下旬に栗東へ帰り、ここを目標に今回は至極順調にきている。7日は栗東坂路で追われ4F52秒1-1F12秒5(一杯)をマーク。馬体は気持ち緩めだが、来週キッチリ追えば仕上がってきそうだ。 ★【桜花賞】僚馬レーヴの分も! マルセリーナが桜の女王に輝く!! ★【オークス】エリンコートが3連勝でオークスを制覇 ★ローズSのデータ予想、追い切り速報など充実の「レース情報」は必見! ★ローズS出走のアノ馬の能力値は?「指数X」は枠順確定後に無料公開!
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