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【フォワ賞・ニエル賞 レース後レポ】蛯名騎手「次は変わってくるはず」

大接戦のゴール前!! 軍配はサラフィナに挙がる!!

現地時間14時。凱旋門賞と同じロンシャン競馬場2400mのスタート地点に4頭の古馬が集まった。 わずか4頭立てといえ、レベルは高かった。昨年の凱旋門賞2着のナカヤマフェスタ、同3着で前走サンクルー大賞典を勝っているサラフィナ、長期休養から復活したコロネーションC勝ち馬のセントニコラスアビー、そしてこの春の天皇賞馬ヒルノダムールだ。 逃げ馬不在で遅い流れになると思われたこの一戦、ゲートが開いてハナを切ったのはフェスタだった。 「十数年前を思い出した」とは二ノ宮調教師の弁。凱旋門賞を逃げて2着に粘ったエルコンドルパサーを彷彿とさせる逃げは、鞍上も同じ蛯名騎手だ。ダムールは2番手から向こう正面で下げて3番手へ。一時は2番手以下を離したフェスタだが、最終コーナーを回る頃には4頭がほぼ一団になっていた。 先行し粘るフェスタとセントの外からダムールが襲いかかる。その後ろにいたサラフィナはダムールとセントの狭いところに入る。 「開けまいとしたけど馬体をぶつけられて怯んだ隙に突っ込まれた」 悔しそうな表情をみせたのはヒルノの手綱をとった藤田騎手だ。残念ながらほんの僅かな差でサラフィナに屈した。 逃げたフェスタは最後に力つき、4着。 「今年初めての競馬だったし、ここは叩き台だったので万全の状態ではなかった」 サバサバした表情で語ったのは蛯名騎手。 「好メンバーに混ざって、長く休んでいたわりには頑張ってくれた。次は変わってくるはず」と結んだ。 続いて行なわれたニエル賞に出走したナカヤマナイトは残念ながら終始最後方のままでのゴールとなった。 「下を気にしていたのか……。ゴーサインを出した時には反応してくれなかった」 柴田善騎手はうなだれてそう語った。 前哨戦であるフォワ賞とニエル賞が終わった。日本馬3頭はいずれも先頭でゴールを切ることはできなかった。しかし、本番の凱旋門賞まではまだあと3週間ある。どの馬もこの間に状態をさらに上向かせ、今一度好勝負してくれることを願おう。(ターフライター・平松さとし) ☆詳しいレース結果 PCはコチラ携帯はコチラ残り2名! 凱旋門賞ツアー(藤田騎手との夕食会付き)はコチラ!【ついに語られる ディープインパクト秘話】池江泰郎元調教師トークライヴ凱旋門賞特設ページはコチラ!【フォワ賞】昨年の凱旋門賞3着馬サラフィナがV。ヒルノ2着、フェスタは4着【ニエル賞】リライアブルマンが豪快に伸びる ナイトはシンガリ負け…
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