おしらせ
【フォワ賞・ニエル賞 現地レポ】迫るゲートイン!! 直前の様子は!?
いよいよ、前哨戦の当日の朝を迎えた。舞台はパリ近郊のロンシャン競馬場。本番である凱旋門賞が行なわれるのと同じ舞台である。 曇天の空の下、日本馬3頭は2台の馬運車で決戦の地へと向かった。 ダムールの昆調教師は言う。 「前哨戦と言っても勝ちに行く仕上げをしたつもりだし、実際、そういう体に出来た。4頭立てということでどういう競馬になるか分からないが、それなりの結果は出してくれると思う」 また、藤田騎手も自信満々に語る。 「何頭も名馬に跨ってきたけど、ダムールは本当にトップクラスの馬。たとえ海外だろうと負ける気がしない」 水曜日の最終追い切り後も十分に乗り込んだ。レース前日の土曜日には、現地で修行中の田中博康騎手を背に坂路で2本も追われた。これでもか!というほどの調教は、前哨戦といえ、勝ちに行く姿勢の表れだろう。 これに対し、最終追い切りの予定が狂ったナカヤマフェスタだが、蛯名騎手は次のように語る。 「金曜日の朝に厩舎の中で跨らせてもらいました。今年初戦ということで不安もあったけど、日本にいた時よりは態勢が整ってきたという手応えは掴めましたよ」 また、ニエル賞に出走するナカヤマナイトの柴田善騎手は次のように言う。 「一週前、直前と2度調教で乗ったけど、大分気合いが乗ってきたという感じ。これが良い方に出てくれればそれなりに走れそうですよ」 ナカヤマ勢2頭は土曜日の調教後、勝負鉄に履き替え、蛯名騎手の言うように本格的に臨戦態勢が整った。 フォワ賞は4頭立てと言え、欧州トップクラスのサラフィナやセントニコラスアビーが出走する。ニエル賞にもダービーまで無敗だったリライアブルマンや、その無敗のダービー馬を前走のパリ大賞典で破ったメアンドルらが出走する。日本馬3頭にとって決して楽な戦いではなさそうだが健闘を祈ろう。 フォワ賞は現地時間14時(日本時間21時)、ニエル賞は同14時30分(日本時間21時30分)の出走となる。海の向こうから朗報をお届けできることを願っている。(ターフライター・平松さとし) ★残り2名! 凱旋門賞ツアー(藤田騎手との夕食会付き)はコチラ! ★【ついに語られる ディープインパクト秘話】池江泰郎元調教師トークライヴ ★凱旋門賞特設ページはコチラ! ★【フォワ賞・ニエル賞 現地レポ】(第1弾)日本馬3騎の最終追い切りは!?
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