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【京成杯AH】中山は俺の庭! フィフスペトルが約2年ぶりに重賞制覇
11日、中山競馬場で行われた京成杯AH(GIII・芝1600m)は、単勝3.6倍の2番人気フィフスペトル(牡5、美浦・加藤征)が中団待機から直線で鋭く脚を伸ばして先頭に踊り出ると、最後はアプリコットフィズ(牝4、美浦・小島太)の追撃を振り切って優勝。勝ち時計は1分31秒9、鞍上は横山典騎手。 スタートでは外枠からメイビリーヴ(牝6、美浦・松山康)、フライングアップル(セン7、美浦・藤澤)がダッシュを利かせ、並ぶように先頭に立ちレースを引っ張る。これにタマモナイスプレイ(牡6、栗東・南井)などが続き、フィフスペトルとレインボーペガサス(牡6、栗東・鮫島)はそのすぐ後ろを追走した。 逃げた2頭がどちらも引かなかったため、前半の半マイルは45秒1と速めのラップでレースは流れ、先頭からシンガリまでは15?16馬身のタテ長の展開に。そして3、4コーナーの中間地点でアプリコットフィズが大外からマクるように進出すると、これを内から併せるようにフィフスペトルも前へ。直線に向いてゴーサインが出されたフィフスペトルは、鋭く脚を伸ばして先行馬たちを一気に抜き去り、残り200mで堂々と先頭に踊り出る。坂を上っても脚色は最後まで衰えず、アプリコットフィズなど追い込み馬たちの追撃も振り切った。 2着は3/4馬身差で、大外枠の不利がありながらよく追い込んだ7番人気のアプリコットフィズ、そこから1馬身遅れた3着に3番人気のレインボーペガスが入線した。配当は単勝360円、馬連3,450円、馬単5,320円、3連複6,270円、3連単35,040円。勝ったフィフスペトルは父キングカメハメハ、母ライラックレーン(母父Bahri)という血統で、08年の函館2歳S以来の重賞勝ちとなった。 ※詳しいレース結果はコチラ ★【夏至S】フィフスペトルが逃げの手に出て久々の勝利 ★【京成杯AH】フィフスペトルが得意の中山で重賞制覇へ! ★重賞のデータ予想、追い切り速報など充実の「レース情報」は必見! ★気になるあの馬の能力値は?「指数X」は毎週枠順確定後に公開!
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