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【神戸新聞杯】3冠制覇のためにも負けられないオルフェーヴル

成長力という点ではこれまでの名馬と比べても見劣りしないオルフェーヴル。ここを通過点として日本競馬を背負う存在になってほしいところだ。

栗東 坂路 重 G前追う 53.1-39.1-25.8-12.8 今年3月のスプリングSで重賞初制覇を果たすと、1冠目の皐月賞で3馬身差、2冠目のダービーでは1馬身3/4差と、圧巻のパフォーマンスを発揮しているオルフェーヴル。もはや同世代に敵なしの状態ではあるが、油断は大敵。05年のディープインパクト以来となる3冠制覇の快挙に向け、ここは是が非でも良い結果を残して最終関門・菊花賞へ弾みをつけたいところだ。 ダービー後は北海道ではなく、栗東トレセンから車で30分ほどにあるノーザンファームしがらきにて放牧。毎週池江師がチェックに行くほどの念の入れようで、順調に無事に夏場を過ごした。帰厩は8月下旬で、以来坂路を中心にこの1カ月間じっくりと乗り込まれ、1週前には坂路で4F51秒5-1F12秒1(G前追う)をマーク。「併せて追い切ったのはこの中間では初めてだったので、右へモタれてしまいましたね」と師は言うものの、2冠馬らしい上々の動きを披露した。 本日(22日)も開門直後に先週同様、僚馬リルダヴァルと併せ馬。2馬身ほど追いかける形で徐々に差を詰めると、残り2Fを切ったあたりから併せて最後は1馬身先着。1週前にビッシリ併せられたことで苦しがることなく真っ直ぐ走り、勢い良く坂路を駆け上がった。この追い切りに跨った池添騎手は「折り合いもついていたし、先週に比べれば断然動きも良くなりましたね」と手応えを掴んだ様子で、「ダービー馬ですから結果だけでなく、次の3000mに繋がる内容も求めていきたい」と意気込んだ。 5月の遅生まれということもあり、きさらぎ賞までは気性的な幼さがレースに影響した感もあるが、スプリングSできっかけを掴むとトントン拍子にGIを含む3連勝。レースごとに結果・内容も良くなり、一気にステップアップを果たした。6年前のディープインパクトのような無敗の優等生タイプではないが、成長力という点ではこれまでの名馬と比べても見劣りしないだけに、ここを通過点として日本競馬を背負う存在になってほしいところだ。 ★【日本ダービー】不良馬場も関係なし! オルフェーヴルが2冠達成【皐月賞】オルフェーヴルが3馬身差の圧勝! 1冠目を手中に!【スプリングS】オルフェーヴルが重賞初制覇【神戸新聞杯】のデータ予想、追い切り速報など充実の「レース情報」は必見!東北地方太平洋沖地震・応援メッセージ募金?ご協力お願いします
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