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【マイルCS南部杯】砂の王者が坂路で貫禄見せる トランセンド

トランセンドが坂路で4F50秒1の好時計をマーク!!

砂の王者トランセンドが約6カ月ぶりの秋緒戦を迎える。前走は世界最高峰の一戦・ドバイワールドC。結果はヴィクトワールピサに半馬身敗れたものの、世界の強豪相手に堂々と銀メダルを獲得。歴史的な夜に“日本馬ワンツー”という華を添えてみせた。 帰国後は大山ヒルズでリフレッシュを図ると、7月上旬に栗東TCへ帰厩。ここまで約2カ月間、坂路とポリトラックコースを併用して入念に乗り込まれた。9月28日の一週前追い切りは、栗東ポリトラックで一杯に追われる実戦なみのケイ古を消化。タイムは6F73秒9-1F12秒9と、絶好の動きでこの日の一番時計をマークした。ひと追いごとに動き、時計とも右肩上がりに上昇。順調な調整過程を窺わせる。 そして本日(5日)の最終追い切りは、ポリトラックから栗東の坂路に切り替えて単走追い。テンから力強いフットワークでグイグイと飛ばし、13秒7→12秒7とスムーズに加速。坂の中盤に差し掛かったところで鞍上からゴーサインが送られると瞬時に反応し、11秒9→11秒8と抜群の伸び脚を炸裂させてフィニッシュした。まだ手応えに余裕があったにも関わらずこのタイムは秀逸で、馬体は筋肉隆々としており無駄な肉が一切削ぎ落とされた印象。これ以上にない絶好のデキに仕上がったと感じさせる。 「いつもケイ古では動くんですが、今朝は本当に良い動きでしたね。上がり重点とは言え、このタイムはなかなか出せないでしょう」と管理する安田師は愛馬のデキに胸を張る。さらに指揮官は「久々でも気負いは感じられないし、息もできている。名を汚さないような走りを期待したいです」と話し、先週のスプリンターズSを快勝した僚馬カレンチャンに続き、2週連続GI制覇へ意欲満々だ。 馬名は「超越する」という意味を持つトランセンド。海外での経験と実績を武器に、この秋、己を超越して更なる強さを見せてくれるに違いない。 ★【ドバイWCデー】日本馬初の快挙!ドバイWCでヴィクトワールピサが優勝【フェブラリーS】トランセンド 好ダッシュから先頭譲らずGI連勝!【マイルCS南部杯】のデータ予想、追い切り速報など充実の「レース情報」は必見!【マイルCS南部杯】出走馬の能力値は?「指数X」は枠順確定後に無料公開!
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