おしらせ
【今週の新馬戦・注目馬】ジェンティルドンナの仔やエアグルーヴ牝系のロードカナロア産駒などがデビュー
■12月4日の中山競馬場第5R・メイクデビュー中山(新馬、芝1200m)で、ウインエイムハイ(牡2、美浦・畠山)が丹内騎手を背にデビューを迎える。父はダノンシャンティ、祖母コスモプラチナは2009年のマーメイドSの勝ち馬、近親には北九州記念を制したコスモフォーチュンなどがいる。11月中旬の再入厩後は主に坂路で時計を出され、最終追い切りでは古馬オープンのオーロラテソーロを大きく追走し、同入に持ち込む動きを見せた。デビュー戦の走りに注目したい。
【ウインエイムハイ】
父ダノンシャンティ
母ウインティアラ
母父ハービンジャー
■12月4日の中山競馬場第6R・メイクデビュー中山(新馬、ダ1800m)で、ホウオウルーレット(牡2、美浦・栗田)が初陣を迎える。父はロージズインメイ、半兄に東京大賞典3連覇などの実績を誇るダートの名馬オメガパフュームがいる血統だ。調教ではまだ若さを見せるところがあるものの、最終追い切りでは雨により重くなった美浦ウッドコースでラスト1F11秒8を計時。脚力のあるところを見せた。半兄のような砂の大物になってくれることを期待したい。鞍上は横山和騎手。
【ホウオウルーレット】
父ロージズインメイ
母オメガフレグランス
母父ゴールドアリュール
■12月4日の阪神競馬場第5R・メイクデビュー阪神(新馬、芝1800m)で、マリーナドンナ(牝2、栗東・安田隆)が福永騎手のエスコートで初戦に挑む。父は短距離王ロードカナロア、母は牝馬三冠、ジャパンC連覇などの実績を誇る名牝ジェンティルドンナという超良血馬だ。CWでの1週前追い切りにおいて一杯に追われたことで状態が上向いたのか、福永騎手を背にした最終追い切りでは馬なりでしっかり動けていた印象だ。良血馬の走りに注目したい。同日のメインレース・チャレンジCに出走する半姉ジェラルディーナとともに勝利を挙げられるか。
【マリーナドンナ】
父ロードカナロア
母ジェンティルドンナ
母父ディープインパクト
■12月4日の阪神競馬場第6R・メイクデビュー阪神(新馬、ダ1400m)で、モンサンバリエンテ(牡2、栗東・飯田祐)がデビューを迎える。父のヘニーハウンドは現役時代にファルコンSを制した。種付け数は少ないながらも、今年9月の新馬戦を制したモナルヒなど中央でも戦える産駒を送り出している。モンサンバリエンテ自身も坂路でまずまずの動きを見せており、1週前追い切りではレースで騎乗する酒井騎手を背に4F53秒0-1F12秒3(強め)という時計をマーク。走れる態勢は整ったようだ。父の名を高めるようなレースに期待したい。
【モンサンバリエンテ】
父ヘニーハウンド
母クーファチック
母父ハーツクライ
■12月5日の中山競馬場第4R・メイクデビュー中山(新馬、ダ1200m)で、マグネティズム(牡2、栗東・渡辺)が亀田騎手を背にデビュー戦を迎える。父は新種牡馬イスラボニータ、母は中央3勝。叔父に中央で5勝し、七夕賞で2着に入ったニューダイナスティがいる。ここまでトレセンでの調教本数は少ないが、しっかり反応して力強い脚を披露。力を出せる態勢だろう。
【マグネティズム】
父イスラボニータ
母ダイナミズム
母父Rahy
■12月5日の中山競馬場第5R・メイクデビュー中山(新馬、芝2000m)で、ミラキュラスライト(牡2、美浦・萩原)が初陣に臨む。父はエイシンフラッシュ、伯父にドリームパスポート(神戸新聞杯など重賞2勝)。曾祖母ゴールデンサッシュからはステイゴールド(香港ヴァーズなど重賞4勝)やショウナンパンドラ(ジャパンCなどGI2勝)らが送り出されている。ウッド調教で再三いい動きを見せ、今週は余力を残して5F66秒9と水準以上の時計をマーク。脚力、仕上がりともに相当なレベルにありそうだ。鞍上は大野騎手。
【ミラキュラスライト】
父エイシンフラッシュ
母ミラグロッサ
母父フジキセキ
■12月5日の阪神競馬場第5R・メイクデビュー阪神(新馬、芝1200m)で、アルーリングウェイ (牝2、栗東・藤岡)が、藤岡佑騎手のエスコートでデビュー戦へ向かう。祖母アルーリングアクト(小倉3歳S勝ち)、伯母アルーリングボイス(ファンタジーSなど重賞2勝)、いとこにアンヴァル(CBC賞2着)など芝短距離での活躍が目立つ一族で、母も全4勝のうち3勝が芝1200m戦だった。11月初頭から入念に乗り込まれており、先週は坂路で、今週はウッドで年長馬に追走先着を果たしている。仕上がりは文句なし。
【アルーリングウェイ】
父ジャスタウェイ
母アルーリングライフ
母父フレンチデピュティ
■12月5日の阪神競馬場第6R・メイクデビュー阪神(新馬、ダ1800m)で、ベイパーコーン(牡2、栗東・鈴木孝)がデビューする。母タムロウイングは中央3勝、叔父にモルトベーネ(アンタレスS勝ち)。 2020年北海道サマーセール(1歳)において同セール2番目の高値となる3520万円(税抜)で落札された。稽古ではまだ終いに伸び切れない現状だが、先週今週とウッドで強い負荷を掛けられており、脚元や体調そのものは上々のようだ。実戦で変わってくる可能性は十分。鞍上は和田竜騎手が務める。
【ベイパーコーン】
父シニスターミニスター
母タムロウイング
母父ブラックホーク
■12月5日の中京競馬場第5R・メイクデビュー中京(新馬、芝2000m)で、ロードカナロア産駒レッドモンレーヴ(牡2、美浦・藤沢和)が初戦を迎える。祖母はエアグルーヴ(オークスなどGI2勝)、伯母にアドマイヤグルーヴ(エリザベス女王杯連覇など重賞5勝)、伯父にルーラーシップ(QE2世Cなど重賞5勝)らの名が連なる日本競馬を代表する名牝系の一員。半兄ランフォザローゼスは青葉賞で2着に入り、日本ダービーにも進出した(7着)。この厩舎らしく10月下旬から馬なり調教でじっくりと調整されている。先週は既に勝ち上がった同期レッドラディエンス、ワールドコネクターの2頭と併せられ楽に併入。この時点で十分に仕上がっており、いい状態で臨めそうだ。鞍上はC.ルメール騎手。
【レッドモンレーヴ】
父ロードカナロア
母ラストグルーヴ
母父ディープインパクト
(Text:Nishimura/Hiraishi)
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