おしらせ
【地方競馬】明日1日、船橋競馬場でダートグレード競走・クイーン賞 連覇を目指すサルサディオーネなど14頭が参戦
12月1日、船橋競馬場でダートグレード競走・クイーン賞が開催される。枠順、発走時刻は以下の通り。1着賞金は2100万円。
■船橋11R・クイーン賞(JpnIII、ダ1800m) 20時05分発走
1枠1番 エリザベスタワー (牝3、栗東・高野) 川田
2枠2番 リネンファッション(牝4、栗東・坂口) C.ルメール
3枠3番 ファイントリック (牝3、岩手・佐藤祐) 七夕裕
3枠4番 サルサディオーネ (牝7、大井・堀千) 矢野貴
4枠5番 ナラ (牝5、笠松・伊藤勝) 松本剛
4枠6枠 ディアリッキー (牝3、船橋・新井清) 達城龍
5枠7番 ダイアナブライト (牝5、川崎・内田勝) 笹川翼
5枠8番 デジマノハナ (牝4、船橋・山下貴) 町田直
6枠9番 ゴールデンヒーラー(牝3、岩手・佐藤祐) 山本聡
6枠10番 ウェルドーン (牝3、栗東・角田) 武豊
7枠11番 サルサレイア (牝5、大井・堀千) 西啓
7枠12番 ハピネスマインド (牝3、船橋・矢内博) 小杉亮
8枠13番 プリティーチャンス(牝4、栗東・野中) 岩田望
8枠14番 ハナウタマジリ (牝3、笠松・伊藤勝) 深澤杏
並みいる中央馬を相手に大井所属のサルサディオーネが連覇を目指す。昨年のこのレースでは2着馬に2馬身半の差をつけ完勝した。今年に入ってからもスパーキングレディーC、スパーキングサマーC、日本テレビ盃と3連勝。日本テレビ盃ではダノンファラオ、ノンコノユメ、クリソベリルといったGI級競走の勝ち鞍がある牡馬を相手に逃げ切ってみせた。牡馬の強豪と互角以上に戦える実力の持ち主だ。前走のJBCレディスクラシックでは初めての金沢コースに戸惑ってしまったのか力を発揮出来なかったものの、“庭”ともいえる船橋コースに戻れば前進は必至。56.5キロという斤量が最大の敵になりそうだ。
3歳馬ウェルドーン(牝3、栗東・角田)は今年の関東オークス勝ち馬で、ジャパンダートダービー3着馬。前走のレディスプレリュードでは2着のテオレーマに1馬身差の3着だった。その後テオレーマがJBCレディスクラシックを制したことを考えると、やはり地力はここでも上位だろう。今回は関東オークスを制した際のパートナー・武豊騎手に手が戻るのも好材料。古馬撃破の可能性も十分だ。
リネンファッション(牝4、栗東・坂口)は超が付くほどの堅実派。16戦のキャリアで4着以下に敗れたのはわずか3回。これまでに走ったダートグレード競走のいずれにおいても馬券に絡んでいる。先行して粘り強く走るスタイルを持ち味とする馬で、JBCレディスクラシック3着というのはこのメンバーでも上位の実績。待ちに待ったダートグレード競走のタイトルを掴めるか。今年南関東での騎乗数を絞っている印象のあったC.ルメール騎手が乗りに来るのも気になるところだ。
このレース最大の惑星になりそうなのがエリザベスタワー(牝3、栗東・高野)だ。チューリップ賞を制し(※メイケイエールと1着同着)、桜花賞にも挑戦した芝馬。今回は初めてのダート挑戦となるうえに、初のナイター、初の地方競馬とまさに初物尽くしの一戦。また今回は膝の骨折休養明けの一戦でもある。いきなり100%の実力発揮とはならないかもしれないが、ここでも通用する素質の持ち主であることは疑いの余地がない。鞍上の川田騎手は今年のダートグレード競走で一頭地を抜く存在感を見せている。その手綱捌きにも注目したい。
みやこS4着から参戦するのがプリティーチャンス(牝4、栗東・野中)。メンバーの揃った前走だったが、後方から鋭い末脚を披露。メンバー中2位タイの上がり3Fを使って追い込んでみせた。レパードSを制したメイショウムラクモや今年の帝王賞3着馬クリンチャーといった強豪に先着した内容は当然評価に値する。船橋競馬場のスパイラルカーブをフルに活かした追い込みに期待したい。
(Text:Inoue)
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