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【府中牝馬S】有力馬1週前追い切りレポート
16日、東京競馬場のメインレースは第59回府中牝馬S(GII、芝1800m)だ。エリザベス女王杯、マイルCSへの前哨戦となるこのレースへ出走を予定している有力馬の1週前追い切りの様子を詳細にレポート! アパパネ 牝馬3冠など、ここまでGI5勝。本番できっちり結果を出すタイプで“前哨戦”で星を落としてきたのは事実だが、ここでは格の違いを見せつけたい。安田記念後はじっくり休養し、帰厩後はここでの復帰一本に絞り順調な調整が進んでいる。5日、美浦南D(ダート)コースに入り同厩のマイネルキッツを2馬身追走。直線で内に潜り、鞍上蛯名騎手からゴーサインが出されると、余力たっぷりに弾むようなフットワークを繰り出し悠々先着を果たした。馬体には若干余裕があるとはいえ、動きはさすがの迫力だ。今週の一本でキッチリと仕上がるだろう。 イタリアンレッド GI馬を含む牡馬勢を蹴散らし七夕賞を勝利。返す刀で小倉記念をレコードタイムで優勝し、今年のサマー2000の王者となった。ひと息入っているが帰厩後は追われるごとに気配を上げてきており、態勢は整いつつある。5日、荻野要騎手(本番は中舘騎手が騎乗)を背に栗東坂路で併せ馬。先行した格下馬をアオる上々の動きを見せており、追い本数は少ないが仕上がりの良さは間違いのないところ。ここへ来ての馬体成長ぶりも顕著だ。 レディアルバローザ 今春のヴィクトリアMではアパパネ、ブエナビスタと3差のない3着。前走、叩き2戦目の朝日CCで牡馬相手に小差の3着を上昇の兆しを見せており、牝馬相手なら勝ち負けだ。中間の乗り込みは順調で、馬体はスッキリ見せている。5日は栗東坂路で4F52秒0-1F12秒3(一杯)と好タイムをマーク。前走以上の状態にあることをアピールした。輸送が控えているため、最終追いはサラッと追うだけになりそう。 フミノイマージン 今春は重賞2勝と充実。秋の飛躍を期し、十分に休養期間をとりリフレッシュされている。9月いっぱいは涼しい札幌、函館でケイ古を積み、10月に入ってからは美浦に滞在し調整されている。5日にウッドで追われたのが美浦での初時計となったが、一杯に追われる格下馬を尻目に脚色優勢のまま2馬身突き放してのフィニッシュとなった。馬体の張りが目立っており、さっそくやれそうな態勢だ。 アニメイトバイオ 夏は七夕賞、クイーンSで連続3着。復調気配の一端は示せた。前走後は短期放牧を挟み、帰厩後は併せ馬中心の意欲的な内容を消化。順調に気配を上げてきている。5日は今回初コンビを組む田辺騎手が跨って美浦ウッドで併せ馬。3馬身ほど相手を先に行かせたが、しっかり折り合えて序盤はスムーズに進む。直線では持ったままでしっかりと弾け、同入に持ちこんでみせた。高いレベルで好調維持と見ていいだろう。 ★イタリアンレッドに騎乗予定! 中舘英二騎手公式ブログはコチラ! ★【ヴィクトリアM】アパパネがブエナビスタをクビ差凌ぎGI5勝目! ★【マーメイドS】フミノイマージンが牝馬重賞2勝目 ★【小倉記念】これが“夏女”の強さ! イタリアンレッドが重賞連勝 ★府中牝馬Sのデータ予想、追い切り速報など充実の「レース情報」は必見! ★府中牝馬Sに出走のアノ馬の能力値は?「指数X」は枠順確定後に無料公開!
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