【アイルランドT】トーセンレーヴが天皇賞（秋）に向け好発進

15日、東京競馬場で行われたアイルランドT(OP、芝2000m)は、単勝1.5倍の1番人気に支持されたトーセンレーヴ(牡3、栗東・池江)が、中団待機から直線で抜け出して断然人気に応えた。勝ち時計は2分0秒6（稍重）、鞍上はN・ピンナ騎手。 揃ったスタートから、まず押してハナを切ったのはリーチザクラウン(牡5、栗東・橋口)。これにホクトスルタン(牡7、美浦・田中剛)、オートドラゴン(牡7、栗東・沖)、ポルカマズルカ(牝5、美浦・畠山吉)などが続いた。バックストレッチに入っても抑える素振りを全く見せないリーチザクラウンは、どんどん後続を引き離し単騎で中間の1000mを 58秒2で通過。この時、2番手のホクトスルタンとの差だけでも10馬身以上あり、スタンドからは大きなどよめきが起こる。 そんななか、3番手グループのちょうど真ん中で折り合ったトーセンレーヴはマイペースで楽に追走。リズムの良い走りでジックリと勝機を窺った。そして、4コーナーで外に出して仕掛けられると、一気に3番手までポジションを上げる。まだこの時、逃げるリーチザクラウンとの差は10馬身以上あったが、坂を上ってリーチが一杯になると、その差はみるみる縮まって残り100mで先頭に。その後は後続を寄せつけず、最後は2着以下に1馬身1/2差をつけて快勝した。 2着は4番人気のカワキタコマンド(牡4、美浦・小桧山)、そこからクビ差遅れた3着に10番人気のアースシンボル(牝6、美浦・宗像)が入線。配当は単勝150円、馬連790円、馬単890円、3連複5,340円、3連単13,080円。勝ったトーセンレーヴは父ディープインパクト、母ビワハイジ（母父Caerleon）という血統で、兄姉にブエナビスタ、アドマイヤオーラ、アドマイヤジャパンなどがいる。 ※詳しいレース結果はコチラ ★【日本ダービー】不良馬場も関係なし！　オルフェーヴルが2冠達成　トーセンレーヴは9着 ★【プリンシパルS】トーセンレーヴがダービーへの最終切符を獲得 ★重賞のデータ予想、追い切り速報など充実の「レース情報」は必見! ★気になるあの馬の能力値は?「指数X」は枠順確定後に無料公開!

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