【デイリー杯2歳S】兄弟制覇達成！クラレントが直線鋭く伸びV

15日、京都競馬場で行われた2歳重賞・第46回デイリー杯2歳S(GII、芝1600m)は単勝オッズ5.1倍の4番人気に支持されていたクラレント(牡2、栗東・橋口)が、道中中団から直線で鋭く脚を伸ばして勝利した。勝ち時計は1分34秒9（稍重）、鞍上は小牧太騎手。 1番人気のダローネガ(牡2、栗東・佐々木)が出遅れる波乱のスタート。好発を決めたのは大外アルベルトバローズ(牡2、栗東・清水久)だったが、内めからマコトリヴァーサル（牡2、栗東・須貝)、ゲンテン(牡2、栗東・矢作）、メイショウハガクレ(牡2、栗東・荒川）らが先行争いになだれ込み、序盤はやや出入りの激しい展開に。3コーナー手前で隊列が落ち着き、先頭ゲンテン、2番手メイショウハガクレの順で直線へ。直線に入っても先行2頭の脚色は衰えず、そのままその2頭が押し切るかに思われた。しかし道中は中団のラチ沿いで折り合っていたクラレントと、最後方から坂の下りでジワっと進出していたダローネガの2頭が併せ馬の格好でグングンと進出。ゴール手前でゲンテン、メイショウを交わしたクラレントとダローネガはそのままゴール直前まで接戦を展開、結局脚色で勝ったクラレントが半馬身差振り切って先頭でゴールインした。2着はダローネガ、そこから2馬身差の3着には逃げ粘ったゲンテンが入っている。 配当は単勝510円、馬連610円、馬単1,340円、3連複840円、3連単4,730円。勝ったクラレントは父ダンスインザダーク、母エリモピクシー(その父ダンシングブレーヴ)という血統。これでデビューから2連勝で、重賞は初制覇。半兄に09年このレースを制したリディル（牡4、栗東・橋口）がおり、兄弟制覇となった。 ※詳しいレース結果はコチラ ★【編集部員イチオシ馬コラム】“追っかけ”山中はゲンテンを推奨…惜しくも3着！ ★【POG秘密兵器リスト】リディルそっくり／クラレント ★【メイクデビュー京都】リディル弟・クラレントが直線一気の末脚で圧勝 ★今週の2歳戦「ここが見どころ」 ★豪華商品が貰える「UMAJIN-POG」エントリー受付中! ★東北地方太平洋沖地震・応援メッセージ募金

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