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【土曜東京9R/東京ハイジャンプ】重賞連勝を目指す手塚勢2騎に注目

最終障害が落馬寸前の飛越となりながらも立て直して重賞タイトルをもぎ取ったクランエンブレムが、重賞制覇の勢いに乗って兄弟対決に挑む。

15日に東京競馬場で行われる障害重賞・東京ハイジャンプ(JGII、芝3300m)。手塚厩舎所属の兄クランエンブレム、弟クリーバレンと、前走で重賞初制覇を飾って勢いに乗る兄弟の対決が注目されるこの一戦の展望をお届けする。 手塚厩舎の2頭で先に重賞初制覇を飾ったのは、8月に新潟ジャンプSを制した弟のクリーバレン。障害転向当初は好走と凡走を繰り返したが、障害オープン、新潟ジャンプSと連勝したように今夏は絶好調。12日の最終追い切りは、新コンビを組むことになった石神騎手が騎乗して美浦・北Cコースで5F68秒6(一杯)をマークし、態勢は整った。全3勝は直線芝のコースで挙げており、今回の舞台もいいのではないか。 兄のクランエンブレムは、弟から1カ月遅れで阪神ジャンプSを制した。この中間は、完全に主戦となった山本騎手が2週続けて追い切りに騎乗するなど意欲的な調整を行い、最終追い切りは美浦・北Cコースで5F67秒4(馬なり)をマーク。秋3戦目ということもあり、好状態を保っていると言っていい。障害転向当初はなかなか勝ち星に恵まれず、飛越で斜飛して内ラチを破壊したこともあった。苦難の日々が続いたものの、重賞制覇で本格化の兆しを見せている今なら、JGIIで相手が強くなっても上位争いが期待できそうだ。 この兄弟を脅かす存在になりそうなのが、障害転向後は3戦全勝のディアマジェスティだ。3カ月ぶりの復帰戦となるが、中間は高田騎手が付きっ切りで調整を続け、12日の最終追い切りは栗東・Cウッドで5F70秒8-1F12秒2(一杯)をマークしている。1カ月近くかけて入念に乗り込まれており、力を出し切れるデキにあると言えそうだが、平地時代の全4勝はダートで挙げている。初体験となる直線芝の舞台をどう乗り切るかが、好走のカギを握ってくるだろう。 今春に今回と同舞台の東京ジャンプSを圧勝しているマジェスティバイオも、大きな差はない。ここ2戦は前出のクリーバレンの前に新潟で2、3着と善戦止まりが続いているが、2走前が2キロ、前走は1キロあった同馬との斤量差が今回は同斤になるだけに、互角のレースが期待できそう。3戦2勝2着1回と得意にしている東京コースに替わるのも、追い風となりそうだ。 ★【新潟ジャンプS】クリーバレンが連勝で重賞初制覇【阪神ジャンプS】直線立て直して猛追! クランエンブレムが重賞初制覇【東京ジャンプS】伏兵マジェスティバイオがV 田中剛師も重賞初制覇?がんばろう日本! メッセージ募金?にご協力お願いします
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