おしらせ
【秋華賞】最後の一冠は譲れない ホエールキャプチャ
栗東 坂路 良 G前追う 51.4-37.6-24.3-12.0 阪神JFで2着、桜花賞も2着、オークス3着とGIの舞台で惜敗が続いているホエールキャプチャ。前哨戦ローズSでは桜花賞馬マルセリーナ、オークス馬エリンコートを相手に1番人気に推され、見事その人気に応えてみせた。4度目のGI挑戦で悲願なるか!? ローズS後は引き続き栗東に滞在し調整され、環境にもすっかり馴染んだ印象。春先と比べ落ち着きが出たことで、思い通りの調整が積めている。最終追いは池添騎手が跨り、坂路で単走、終い重点の調整。しかも、やや時計の掛かる馬場コンディションのなか、別掲の好時計をマークしている。やればいくらでも動きそうな雰囲気で、目下絶好調といっていい。 馬体の方も、全身がしなって弾むような躍動感が感じられる。終いで仕掛けられてからの反応も良好だ。何より、春先に見られていたイラつくような面が全くなく、3歳牝馬でこのような精神状態でGIを迎えられる馬は、過去を振り返っても珍しいのではないだろうか。 ケイ古に跨った池添騎手は「先生と相談して、今週もしっかりやって52秒台の予定でした。ちょっと速かったですかね。でも馬なりで終いをしっかりやって、デキは前走以上です。昨年の暮れから乗せてもらっていますが、僕が乗ってから勝ち切れない競馬が続きました。これは僕のせい…。最後の一冠は獲らなきゃいけないですし、獲れる馬です」と、力強い言葉で締めくくった。 ホエールキャプチャ、実は担当の蛯名厩務員が19日で定年を迎える。これに関して、池添騎手が「蛯名さんのために厩舎一丸となって仕上げているし、責任を感じています」と話せば、管理する田中清師は「やれることはやった。間違いなく、状態は前走以上」と、仕上がりの良さに自信を隠さない。 最後の一冠奪取へ、ジョッキーにとっても、厩舎にとっても負けられない一戦。蛯名厩務員に惜別の勝利を贈りたいところだ。 ★【ローズS】ホエールキャプチャが悲願のGI制覇に向けて好発進 ★【秋華賞】のデータ予想、追い切り速報など充実の「レース情報」は必見! ★【秋華賞】出走馬の能力値は?「指数X」は枠順確定後に無料公開!
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