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【菊花賞】有力馬1週前追い切りレポート
23日、京都競馬場のメインレースとして牡馬クラシック三冠の最終戦・第72回菊花賞(GI、芝3000m)が開催される。このレースに出走を予定している有力馬の1週前追い切りの様子を詳細にレポート! オルフェーヴル 2着につけた差は皐月賞で3馬身、日本ダービーで1馬身3/4、そして前走神戸新聞杯で2馬身半。同世代に比肩するライバルはおらず、三冠制覇へ倒すべきは敵は未知の3000mという距離だけか。前走のダメージは少なく、中間は順調に乗り込みが進んでいる。12日は栗東坂路で僚馬リルダヴァル(準オープン)と併せられ、ラストは相手をあっさり突きはなしての5馬身先着。ややモタれ気味になったが推進力そのものは抜群で、仕掛けへの反応も前走時より良くなっている。ケイ古の手綱をとった池添騎手は「一度使ってピリッとしてきた。反応もいいですし、順調です」と、笑顔。偉業達成へ万全の態勢が整っている。 ウインバリアシオン 日本ダービーで2着、神戸新聞杯で2着。打倒オルフェーヴルにもっとも期待がかかる存在だ。12日は安藤騎手を背に栗東ウッドコースで併せ馬。格下馬を楽な手応えで追走し相手をロックオンすると、そこから鞍上の仕掛けへ機敏に反応し、鋭伸。結局3馬身突き放しての先着となった。6F83秒8-3F38秒5-1F11秒8(G前追う)と、時計面でも申し分ない。いいデキを高いレベルで維持できている。 フェイトフルウォー 春のクラシックでは凡走が続いたが、前走セントライト記念でサダムパテックらを封じて完勝。ラスト1冠舞台で飛躍なるか。14日、柴田善騎手を背に美浦坂路で併せ馬。古馬1000万下を0秒5追走し、リズミカルな走りで同入に持ち込んだ。時計は4F53秒7-1F12秒0(モヤのため脚色不明)と平凡なものだが「スムーズに走れていた」と、手綱を取った柴田善騎手は好感触を伝えている。いい状態は維持できている。 フレールジャック 無敗の3連勝後、春の実績馬勢と初対決となった前走神戸新聞杯で3着。ここで一応の結果を出せたことにより、菊花賞へ進出することとなった。13日、福永騎手を背に栗東ウッドで単走の追い切り。折り合いが課題の馬だが、序盤は行きたがるところなく順調に折り合い、ラストの仕掛けでしっかり弾けてみせた。フットワークの柔軟さも印象的で、叩かれた上積みは大きそう。 トーセンラー セントライト記念ではインを鋭く突いて0秒2差の2着。京都コースではオルフェーヴルらを下してのきさらぎ賞勝ちがあり、決して侮れない存在だ。12日は松田騎手(本番は蛯名騎手)を背に、栗東坂路で格下馬を追走。一杯に追われるも、馬なりの相手を捉えきれず遅れ入線と見栄えは良くないケイ古内容だったが、もともと坂路ではあまり動かないタイプ。前走時よりは素軽いフットワークを見せており、型どおりに上昇していると見ていいだろう。15日の土曜にもコース追いで速い時計を出せているように、体調面は文句無しだ。 サダムパテック 2歳時は東スポ杯を圧勝、3歳時には弥生賞を快勝し皐月賞では1番人気に推された。春先まではこの世代トップの評価を受けてきた馬だけに、逆襲があっても驚けない。前走後は短期放牧に出されリフレッシュ。12日の栗東坂路追いが帰厩後2本目の時計となったが、岩田騎手を背に4F51秒7-1F12秒3(強目)の好時計をマークし、オープン馬エーシンフォワードを2馬身突き放した。緩んだ雰囲気はなく、ほぼ仕上がっている状態だ。最終追いはサラッとやる程度で大丈夫そう。 ★【神戸新聞杯】三冠へ好発進! オルフェーヴル磐石の競馬で勝利 ★【セントライト記念】得意の中山でフェイトフルウォーが復活V ★菊花賞のデータ予想、追い切り速報など充実の「レース情報」は必見! ★菊花賞に出走のアノ馬の能力値は?「指数X」は枠順確定後に無料公開!
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