UMAJIN.net

おしらせ

今週の2歳戦「ここが見どころ」

今週のオープン特別は土曜東京でいちょうSが組まれている。7頭立てとややさみしいながらも、注目されるのはアーデント(牡、美浦・加藤征)だろうか。陣営からは「デビュー戦こそ取りこぼしてしまったが、2戦目は危なげない競馬で楽勝。2着馬のアイスフォーリスがその後の未勝利で難なく勝っているように、この馬の強さはさらに確かなものになった気がするね。実は前回、当初の予定は馬主であるキャロットクラブの要望で1週先を田辺で予定していたのだが、横山典自ら『ぜひ乗せてくれ』と営業があった。トップジョッキーもこの馬を手放したくない様子なので一任したが、きっちり結果を出してくれた。来年の春はクラシックの中心にいる馬だと思っているし、内心ここは通過点ではないかな。藤沢和厩舎のサトノプレジデントなども有力視されているが、2着では賞金が加算できないので、負けられない気持ちでいるよ」とじっくり話が聞けた。 その相手候補に挙がったサトノプレジデント(牡、美浦・藤沢和)については土田助手から「休み明けですが、気持ちの面で前向きなところが出てきたし、乗り込み量も十分です。オープン特別でもやれそうな感じですね」とコメントが聞けた。 かえで賞はゴーイングパワー(牡、栗東・岩元)が注目だろうか。前走・ききょうSでは逃げてハナ差の2着だった。最終追い切りは和田騎手を背に栗東Cウッドで一杯に追われ82.0?66.0?52.2?38.9?12.3。同じく一杯に追われる古馬500万のスーサンストリーム相手に1秒以上追走し、0.5秒の先着を果たしている。ここもスピードを武器に上位争いか。 新馬戦ではまず土曜東京4R。週中のニュースでお伝えしたフェデラルホール(牡、美浦・中川)が出てくるが、ここは今週一番ともいえる激戦区。ブルーナボーニャ(牡、美浦・杉浦)の藤田助手からは「ゲートが良くなくてここまで出走が延びたが、そのぶん乗り込めたし、大型馬でも仕上がりは良好だよ。稽古も水準以上の動きはみせているし、メンバー次第だが初戦からそう見苦しい競馬はしないと思う」とコメント。 ヘレナモルフォ(牝、美浦・栗田博)の会津助手からは「稽古の動きはいいし、体はほぼ仕上がっている。初戦から力は出せる状態。前に行くだけのスピードがあるので、実戦では前々の競馬になると思うが、うまく流れが向けば、好レースをして不思議はないよ」と話が聞けた。 また、ジェノアチャリス(牡、美浦・国枝※写真)の国枝師からは「馬格があるほうだけど、仕上がりとしては太くない。もう少し距離があってもいいくらいだが、姉らとくらべてもしっかりしているので対応してくれそう」とコメント。 日曜の東京では5Rのロンギングトゥユー(牝、美浦・勢司)。陣営からは「稽古では追わなくてもいい時計が出てしまう。素質はあるし、雰囲気もいい」とコメント。最終追い切りはポリで一杯に追われる古馬準オープン馬相手に馬なりだったので、遅れは当然だが、この馬自身は馬なりのままでもラストが11秒7。追っていればかなりの速い時計になったはずで、レースでも終いの切れに注目しておきたい。また陣営が「どちらかと言うと母似で、完成度はかなり高い」と話すダイワインスパイア(牡、美浦・池上)も話題の1頭となっている。 土曜京都5Rからはマルカファイン(牡、栗東・松永昌)をピックアップ。全兄は芝1200mで4勝をあげたマルカベストという1頭。中山助手からは「先週はポリトラックから坂路に入って53秒台(計測不能だったが)なら悪くなかった。まだ510キロ近くあって体には余裕があるが、仕上がれば新馬勝ちできるぐらいの素質はある」と話を聞いていた。今週も一杯で53.5をマーク。当日絞れていればチャンスがありそう。 日曜京都4Rでは兄がダービー3着馬というエディバローズ(牡、栗東・武田)。立花助手は「兄アントニオバローズはデビュー前から凄く動いていたから、その兄と比較するのはかわいそうだが、この馬も水準以上の素質がある。コロンとしてマメタンクみたいな体型だが、スピードがある」と評価する。また同じレースのシゲルアセロラ(牡、栗東・目野)も1週前の坂路で51秒7と、その日の2歳一番時計をマークしていた1頭なので注目しておきたい。 同日5Rは週中のニュースでもお伝えした人気馬クランモンタナ(牡、栗東・音無)が登場。今週水曜の追い切りでは坂路で福永騎手がまたがり、53.1?39.6?26.4?13.3の時計を一杯に追われマーク。福永騎手も好感触を得たようだ。直前の陣営からは「坂路では動きが目立たないけど、バネのあるいいキャンターをするから、芝の実戦でどんな走りを見せるか楽しみ」とコメント。なお、翌日の木曜にも栗東ポリで馬場入りし、15?15程度の時計を出していることを付け加えておく。 最後に日曜新潟5Rからバイポーラ(牝、美浦・伊藤大)を紹介。伊藤大師からは「気が悪いというのではなく、気性が激しい馬なんだ。牝馬ということもあって仕上げには手間どらない。体はキッチリできている。道中溜めれば溜めるだけ直線切れを発揮するタイプだけに、直線の長い新潟のマイルはぴったりだと思う。直線大外から一気に交わしてゴールインという勝つシーンを想定しているんだ」とコメント。こちらも注目しておきたい。 ★東京・京都開催で良血新馬がスタンバイ。まだまだ新規参加者受付中の「UMAJIN-POG」なら、今からでも優勝賞金・豪華賞品が狙える!エントリーはこちらから
シェア

おしらせ一覧

PAGE TOP