おしらせ
【菊花賞】前走敗戦も叩かれて急上昇! フレールジャック
栗東 CW 良 一杯 85.8-69.6-55.0-41.2-12.1 フレールジャックは5月のデビュー戦から無傷の3連勝で重賞初制覇。一躍、最後の一冠・菊花賞の有力候補にまで上り詰めた。そして春の実績馬と初顔合わせになった前走神戸新聞杯では、勝ち馬オルフェーヴルからコンマ8秒差の3着に敗退。初の黒星を喫することになる。とは言え、レース後に手綱を取った福永騎手は「ずっと行きたがっていて掛かってしまった。それでもこの内容なら能力がある」と素質を高く評価。“折り合えば……”の注文付きではあるが、大仕事をやり遂げるポテンシャルを秘めた一頭であることは間違いない。 前走後も緩められることなく、この中間はコースと坂路を併用したメニューを消化。栗東ウッドで行われた14日の1週前追い切りでは、主戦の福永騎手が跨り意欲的に長めから追われた迫力満点のストライドで、時計は6F82秒1-3F37秒6-1F12秒3(強め)をマーク。叩かれた上積みを感じさせるケイ古で、ここまでいたって順調だ。 そして迎えた19日の最終リハ。この日も栗東のウッドコースに登場すると、先週と同じく単走追いで総仕上げを施した。前半は15-15の楽なラップを刻みゆったり入ると、直線に向いてからはグイグイと加速。ラスト1Fで鞍上からゴーサインが送られると応えるように鋭伸し、12秒1にまとめてフィニッシュした。仕掛けられてからの反応は上々で、この動きを見る限り問題の折り合い面も大丈夫そう。初の大舞台に向け、準備は整った。 最終デモを見守った友道師は「1週前に時計は出しているので、今週は折り合いに専念。動きは満点で、ここまでは予定していた通りです」と愛馬のデキに胸を張る。「3000mは未知数ですが、春の2冠には参加できませんでしたから、ここでいい競馬をして何とか1冠を取りたいですね」と力強く結んだ。 ★【神戸新聞杯】三冠へ好発進! オルフェーヴル磐石の競馬で勝利 フレールは3着… ★【ラジオNIKKEI賞】フレールジャックが圧巻のデビュー3連勝 ★【菊花賞】出走予定馬全頭の追い切りは要チェック!! ★データで斬る! 【菊花賞】のUMAJINデータ班の見解も必見!
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