堅実な走りを続けたベストメンバーが引退

09年の京都新聞杯を制し、中距離の重賞路線で活躍を続けたベストメンバー（牡5、栗東・宮本）が引退することが分かった。今後は茨城県稲敷郡の大瀧馬事苑で乗馬となる予定。 ベストメンバーは父マンハッタンカフェ、母グレートキャティ（その父サクラユタカオー）という血統で、08年9月に阪神でデビュー。見事に新馬勝ちを収めると、その後も好走を繰り返し牡馬クラシック一冠目・皐月賞にも出走（5着）した。 次走の京都新聞杯で重賞初制覇を飾ったが、両橈骨遠位端骨折が判明し目標のダービーは断念。長い休養を挟み翌10年日経新春杯で復帰するもその後は勝ち星に恵まれず、10年京都大賞典がラストラン（4着）となった。JRA通算成績は10戦4勝（うち重賞1勝）。10戦のうち、掲示板を外したのはわずか1回と堅実な走りが持ち味だった。 ★【09年京都新聞杯】ダービーへのキップは渡さない！ ベストメンバーが重賞初制覇 ★【09年若葉S】ベストメンバーが競り勝ち、皐月賞への切符を獲得

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