おしらせ
【天皇賞・秋】僚馬に2馬身遅れて秋の盾連覇に暗雲!? ブエナビスタ
栗東 CW 良 強め 84.4-68.2-53.4-39.2-12.4 ドバイ帰りの春2戦(ヴィクトリアマイル、宝塚記念)はともに2着。デビューから常に1番人気に支持され続けてきた最強女王・ブエナビスタだが、昨年の天皇賞・秋から丸1年勝ち星から遠ざかっている(10年・ジャパンCは1位入線も2位降着)。敗れたレースはどれも僅差で期待を大きく裏切ったわけではない。が、前走の宝塚記念では初めてアーネストリーに1馬身1/2と差をつけられており、全盛期の勢いが感じられなくなっているのも事実だ。 今回はその宝塚記念から約4カ月ぶりの実戦。中間は坂路とCWを併用して9月下旬から順調に乗り込まれてきた。馬体はやや太く映るものの、松田博師が「年齢が年齢だから立派に見えるのは仕方ない。でも、これまでもそうだったようにレースが近づくと自分で体をつくるタイプ。仕上がりに関しては何も心配していない」というように、追われてからの反応は鋭く、まずまずの時計もマークしてきている。 そして、本日の追い切りは開門直後のCWコースで僚馬ラフォルジュルネと併せ馬。伸び伸びとしたフットワークで2馬身追走し、4コーナーで内に潜ると一気に突き放すかと思われた。しかし、その差はなかなか縮まらず、ラフォルジュルネがその差をキープしてそのまま先にゴール。最強女王が年下の牝馬相手に先着を許した。師は「もうひと絞りほしい体つきだったし、相手はケイ古駆けする馬だから仕方がない」と全く気にする様子はなかったが、このような追い切りは珍しく状態は万全とはいえないかもしれない。 それでも、これまで幾多の試練を乗り越えて“最強女王”の称号を手に入れたブエナビスタ。昨年の天皇賞・秋での圧勝からも、ベストパフォーマンスが発揮できるのは府中の2000mだろう。アーネストリーや黄金世代と呼ばれる4歳勢相手に、円熟の時を迎えた最強女王がどんな走りを見せるのか注目だ。 ★【宝塚記念】まさに人馬一体の勝利! アーネストリーがGI初制覇!! ★【ヴィクトリアM】アパパネがブエナビスタをクビ差凌ぎGI5勝目! ★【天皇賞・秋】のデータ予想、追い切り速報など充実の「レース情報」は必見! ★東北地方太平洋沖地震・応援メッセージ募金?ご協力お願いします
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