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【天皇賞・秋】有力馬1週前追い切りレポート

昨年の秋天以来勝ち星から遠ざかっているブエナ。ここで1年ぶりのVなるか?

古馬の中距離チャンピオン決定戦となる天皇賞・秋(GI、芝2000m)が今週末の日曜日、東京競馬場で開催される。この一戦に出走を予定している有力馬たちの1週前追い切りの模様を詳細レポート! ブエナビスタ 昨年は宝塚記念以来のぶっつけで臨み、快勝。今年も同様のローテーションで連覇を目論む。休養後、9月25日に栗東へ戻ってきており、目標のここへ順調に乗り込みが続いている。19日は栗東CWコースでユニバーサルバンク(オープン)を1秒4追走。徐々にギアを上げると、ラストの仕掛けには鋭く反応しゴール前で相手をきっちり差し切って1馬身差の先着フィニッシュとなった。6F88秒4-1F 11秒8(G前追う)と、時計も問題なし。中間しっかり負荷を掛けられたのはこれが初めてで、やや太め残りなのは気になるが、最終追いでビッシリやれば態勢は整うだろう。 アーネストリー 春の宝塚記念をレコード勝ち。復帰戦オールカマーでも危なげない勝利を挙げている。昨年このレースでは切れ負けしての3着に終わっているが、スケールアップしたいまなら勝ち負け十分。休み明け快勝の反動はなく、中間は栗東坂路でじっくり乗り込まれている。19日は故障癒えた主戦・佐藤騎手が手綱を取り、単走での追い切り。ラストはステッキが飛ぶハードな内容となり、4F52秒8-1F13秒0(一杯)をマークした。これで闘志に再着火完了。前走時は体重大幅減での出走だったが、ここでビッシリやれたということは体調面には何の不安もないことの証左だろう。最終追いは流す程度で大丈夫そう。 ダークシャドウ 格上挑戦した大阪杯でレコード決着にタイム差なしの2着。続くエプソムCで重賞初制覇、休み明けの毎日王冠は接戦となったが渋太く勝利。年初は1000万下条件だった馬が、ここへ来て一気の充実ぶりを見せている。中2週ということで、21日に美浦ウッドコースで追われたのが中間の初時計。5F71秒7-1F14秒5(馬なり)と時計はいたって平凡だが迫力満点のフットワークはさすがといったところ。リラックスし、スムーズな動きからは叩いた効果が十分感じられる。文句なしの気配。 ローズキングダム 59キロを背負った京都大賞典で久々の美酒を味わった。距離短縮がどうかだが、過去東京コースでは【2.1.0.0】で1800mの東スポ杯を制している。問題はなさそう。中2週での臨戦で、中間は23日に栗東坂路で4F55秒7-1F13秒3(馬なり)をマークしたのが中間唯一の時計。前走時にある程度仕上がっており大きな上積みは強調しづらいが、キビキビした柔軟な動きは好感が持てるもの。高いレベルで平行線といったところだろう。 ペルーサ 昨年このレースでは次位ブエナビスタを0秒5上回る上がり3F33秒6、メンバー最速の末脚を繰り出して2着に入っている。毎日王冠を叩かれて挑んだ昨年と違い、今回はぶっつけとなるが9月下旬の帰厩後ここまで併せ馬を6本消化と攻め過程は意欲的過ぎるほど。いきなり力を出せそうな雰囲気にある。20日は美浦坂路でオープン馬サトノコクオーを追走。この厩舎としては異例となるハードな仕掛けを施され、3馬身突き放す絶好の動きを見せた。時計も4F48秒9(一杯)と出色。気配面は文句なしだ。あとは、成長分もあるだろうが、立派に見える馬体がどこまで絞れるかがカギとなる。 エイシンフラッシュ 今期は好走続けているが、勝つまでには至らず。日本ダービー勝ちのある舞台で復権の走りを見せたい。宝塚記念(3着)後、夏は休養に充て9月上旬に栗東へ帰厩済み。坂路、コース追い、プールとメニューを工夫されながら順調に調整されてきている。19日は鮫島騎手を背に(本番はルメール騎手を予定)、栗東ウッドコースで長めから準オープン馬を3馬身追走。捉えきれずわずかに遅れたが、ここでハードな内容を課せられたことでグンと気合い乗りが良くなってきた印象だ。中間初めてビッシリ追われた効果か、23日の日曜追いでは余力たっぷりに先行相手を抜き去っている。態勢は整った。 ★【毎日王冠】ダークシャドウが貫禄勝ち! 堀厩舎のワンツー決着【オールカマー】グランプリホースの意地!! アーネストリーが押し切る【天皇賞・秋】(2011年)5つ目のGI制覇!ブエナビスタが2馬身差の快勝水・木は【天皇賞・秋】出走全馬の追い切りを「レース情報」に掲載!【天皇賞・秋】出走各馬の「指数X」は枠順確定後に無料公開!
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