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今週の2歳戦「ここが見どころ」

まずはオープン特別の萩S。なかなかの好メンバーが揃った1戦で、自分の指名馬の走りを楽しみにしているPOGファンも多いのではないだろうか。 出走馬中では最もUMAJIN-POGの指名者数が多いアドマイヤトライ(牡、栗東・橋田)。9月4日札幌新馬勝ち以来の2戦目となる。中内田助手は「勝った後は一旦放牧に出していたが、仕上がりはいいですよ。ただ、まだキャリア1戦。血統的には期待の大きい馬ですが、まだ分からないことだらけで…」と控えめなコメント。 こちらもPOG指名者が多いコーダリー(牡、栗東・橋口)。橋口師からは「併せ馬で遅れてしまったけど、もともと攻め駆けしない馬。それにかなり(馬場が)荒れている時間帯でもあったからね。雰囲気は変わらずきているよ。ただ、この時期のオープン特別にしてはメンバーが揃った印象。距離は合うが、このメンバーでどこまでやれるか。今回は力試しだね」と話が聞けた。 エタンダール(牡、栗東・藤原英)の田代助手からは「時計以上にいい勝ちっぷりだった。まだフラフラしていたが、すぐに反応できたからね。勝った後も厩舎で調整しているが、テンションが上がらず落ち着きがあるのは何より」とこちらは好感触。 その他、松田国師が「馬混みで我慢が利くし、距離延長も大丈夫」と話すアナスタシアブルー(牝、栗東・松田国)、矢作師が「前走は落ち着いていたし、1800mでも折り合いはつく」と話すショウナンラムジ(牡、栗東・矢作)なども前走好内容でここも上位争いだ。 東京のくるみ賞では新種牡馬産駒をピックアップ。ダイワメジャー産駒のトップスカーレット(牝、美浦・上原)の陣営からは「前走の馬体増はいい傾向。中1週になるが体調面は相変わらずいい。サフラン賞では馬場の悪い内側を走らされたのが一番の敗因だね。能力的にはここでも通用する力は持っているし、良馬場条件で改めて期待したい」と話が聞けた。 また、アドマイヤムーン産駒のレオアクティブ(牡、美浦・杉浦)については藤田助手から「前走は道中行きたがって向こう正面から脚を使ってしまったからね。折り合いさえつけばマイルでも問題はないと思っていたが、前走のように掛かってしまっては終いが伸びない。その点今回は距離が短縮されるし、この距離なら折り合いもつくはず。能力的にはここなら上だと思うし、あとはいかに折り合いをつけられるかがポイントになるね」とコメント。 新潟のきんもくせい特別は9月の中山で新馬を勝ったアルフレード(牡、美浦・手塚)が中心だろうか。手塚師は「前走はいい末脚で完勝といえる。勝ち時計は遅くても特に心配はしていない。中間の稽古も動いているように上積みがあるし、長い直線に変わるのもいい。ここも楽しみ」と話す。師の期待する1頭なだけにここも注目だ。 新馬戦では、まず日曜東京3Rが注目の1戦。以前のニュースでもお伝えしているデジタルデータ(牡、美浦・加藤征)が出走するが、アプリコットフィズの半妹シャンボールフィズ(牝、美浦・小島太※写真)も評判の1頭。430キロ前後とやや小柄だが、線が細いのはこの母系の特徴。馬体のシルエットは姉と非常に似ている。キャンターの時点からフットワークの軽さが目立ち、いざ速いところを走らせると弾むような加速。陣営も動きは「ピカイチ」との評価で鞍上には早くからルメールを確保。いきなり牡馬相手にぶつけるあたりは自信の表れと言っていいだろう。 また、同じレースに出走のコスモトゥルーラヴ(牡、美浦・栗田博)の会津助手からも「坂路で乗り込んでいるし仕上がり自体はいい。まだ目立った時計は出ていないが、スイッチが入るとスッと反応するのがこの馬の長所。そういう意味では稽古より実戦に行っていいタイプだし、どうせ稽古の動きからは人気にはならないだろうし、これはお奨め品だよ」とヒットコメントが聞けた。 同日4Rの新馬戦もメンバーが揃った混戦。週中のニュースではカムフィー(牡、美浦・大竹)をお伝えしているが、堀厩舎の外国産馬シャドウパーティー(牡、美浦・堀)、同じく外国産馬のレッドシャンクス(牡、美浦・藤沢和)が評判になっており、セレクトセールで3200万の値をつけたマイネルレーサー(牡、美浦・国枝)も良血。さらに春の取材で加藤征師が「モンスター」と称したトーセンシーザー(牡、美浦・加藤征)もここで登場。この中でどの馬が勝ち上がってくるのか。また、負けた馬の次走以降にも注目しておかなくてはならないだろう。 土曜の京都5Rでは週中のニュースでお伝えしたアルキメデス(牡、栗東・藤原英)が要注目の1頭。ニュース記事内でも追い切りの様子はお伝えしたが、金曜にも坂路で61.1?44.7?28.9?13.6の時計を馬なりでサッと流している。直前の田代助手からは「長めのところは先週やっていて、そこからピリッとしてきた。前向きになっているし、勝負根性もありそうだね」と話が聞けた。 同日の6Rからはナムラアピア(牝、栗東・福島)をピックアップ。房野助手からは「チップではそれほど目立たないが、ダートだとスピードの乗りがいい。ゲートから出した時もスピード感十分だった。力強い走りをするし、素質をかなり秘めていると思う」とコメントがとれている。 日曜京都5Rからはマナウス(牡、栗東・小崎)を紹介。近親に米GI勝ち馬デヒアのいる血統で坂路、馬場、プールを使い、順調に調整されてきた。小崎師は「順調に来ていますよ。とにかく反応の速い馬で、瞬発力がありそう。いきなり動けるタイプだと思います。ただ、物見が激しいのが心配ですね。素質はあるので、あとは集中して走ってくれるかどうかです」と話してくれた。 最後に未勝利戦ではあるが、土曜京都3Rは楽しみな1戦。ピュアソウル(牡、栗東・松田博)とマトゥラー(牝、栗東・池江)といったPOG人気馬が2戦目を迎える。ともに上積みがあるようで、初勝利に期待したい。 ★東京・京都開催で良血新馬がスタンバイ。まだまだ新規参加者受付中の「UMAJIN-POG」なら、今からでも優勝賞金・豪華賞品が狙える!エントリーはこちらから
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