【スワンS】1400ｍ戦なら負けられないサンカルロ

美浦 坂路 良 馬なり 57.7-37.0-24.1-12.1 サンカルロが得意の1400ｍで巻き返しを狙う。前走のスプリンターズSでは、4角から直線にかけて外から追い込むものの7着に押し上げるのが精一杯。鞍上の吉田豊騎手は「内で少し窮屈になった方がタメが利いて、そうなれば一瞬の脚が生かせただけに残念でした」と、敗因を分析した。今回は相性の良い1400ｍ戦となるが、直線の入り口で馬がバラける京都コースで、吉田豊騎手がどうサンカルロを捌くか注目したい。 坂路で行われた26日の最終追い切りは、GI出走後ということと、輸送を考慮されて終い重点だったが、回転の速い歩様でスピードに乗ると、最後まで吉田豊騎手が手綱を持ったままで駆け抜け、いかにも前走時のデキを保っている様子だった。 大久保洋師は「少し時計は遅かったが、動き自体は良かったと思う。京都コースは久しぶりになるが、ベストの距離なので期待しています」と、満足気な表情を見せてくれた。 今年の高松宮記念2着や、昨年のスプリンターズS3着などG?でも手の届くところにいるサンカルロ。今後の予定はスワンSの結果次第だが、12月11日に香港のシャティン競馬場で行われるキャセイパシフィック香港国際競走の予備登録（第1希望：香港スプリント、第2希望：香港マイル）を済ませており、マイルCSとの両にらみになりそう。暮れの香港国際GIにチャレンジするのか？ それとも国内専念か？ 全てはスワンSにかかっている。 ★【阪急杯】サンカルロが堂々と抜け出して完勝!! ★【スワンS】のデータ予想、追い切り速報など充実の「レース情報」は必見! ★【スワンS】出走馬の能力値は?「指数X」は枠順確定後に無料公開!

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