ファンタジーS出走馬1週前の様子

今週末は阪神ジュベナイルFの前哨戦、ファンタジーSが行われる。本日は美浦・栗東より報告された出走予定の有力馬について1週前の様子をお伝えしておこう。 アイムユアーズ（牝、美浦・手塚） 10月26日に美浦ポリで69.8?53.6?40.4?12.0を馬なりでマーク。2週前も併せ馬で僚馬をアオる勢い。1週前も活気に溢れたフットワークで、持ったままスパッと切れた。ここまで順調に乗り込まれており、態勢に抜かりはないといえるだろう。 アンチュラス（牝、栗東・安田） 10月26日に栗東ポリで86.3?68.9?53.2?38.4?11.4の時計をマークし、3頭併せの外で中にはシンメイフジ。ともに馬なりで0.3秒の追走併入となった。サラッと流した感じでラストはいい時計が出たように好気配。馬体もふっくらと見せ、身のこなしも良かった。短期放牧でリフレッシュできたのか、落ち着きがあるのもいい。 エイシンキンチェム（牝、栗東・高野） 帰厩当初は肉が落ちて、馬体そのものが小さくなっていた。気持ちの面でも張りを欠いていたし、期待の大きかった馬だけにガッカリさせられたが、放牧先で夏負けにでもかかっていたのかもしれない。しかし、時間を掛けて調整したことで筋肉が戻り、張り具合も良くなってきた。気合乗りも良くなったし、この馬らしさが戻ってきた感じ。ただ、本当の中身が詰まっているかとなると疑問。相手が軽いだけに格好はつけてくれると思うが、2連勝した時のイメージで見たら痛い目にあうかもしれない。目標は次の阪神JFではないか。 ビウイッチアス（牝、美浦・武藤） 10月26日に美浦坂路で48.3?35.5?23.9?12.2。一杯に追われて、時計が出やすい馬場状態だったとはいえ、4F48秒3は出色。動きも鋭く、併せた古馬1000万のクォリティシーズンを置き去りにした。1週前としては申し分ない状態で、良化は著しいといえる。 ファインチョイス（牝、栗東・領家） 腰からトモにかけて筋肉が盛り上がるようについて、トモの発達ぶりが素晴らしい。これが走る原動力になっているのだろう。バネの利いた動きで、身のこなしもしなやか。瞬発力のある動きで、センスの良さが溢れている。ただ、テンションが高いので当日輸送がどう出るか。今までは滞在競馬だっただけに少々心配。その辺をクリアできるようなら当然勝負になると思う。 レディーメグネイト（牝、栗東・飯田明） 牡馬のような迫力ある馬体で、背中をうまく使って、トモの蹴りも力強い。大跳びでゆったりした動きをするし、胴長の体型で、馬体の造りもゆったりしている。普段から大人しく無駄な動きもしないし、母は短距離馬だったが、これなら距離もある程度はこなせるのではないか。走りに集中もできているし、奥の深さも感じさせる馬だ。 ★【萩S】スノードンがドーンとひと差し ★【メイクデビュー東京3R】良血シャンボールフィズが3馬身差の快勝

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