UMAJIN.net

おしらせ

【JBCスプリント】重賞連勝のスーニが中心も実力馬が集結し難解な一戦に

完全復活したスーニが、昨年のJBCスプリントに続いて連覇がかかるサマーウインドに挑む

3日に大井競馬場で行われるのは、南関4頭、高知2頭、北海道・笠松・愛知各1頭、中央6頭(うちオーロマイスターは出走取消)によって争われる第11回JBCスプリント(交流GI・ダ1200m)。昨年の同レースを圧勝したサマーウインドの連覇がかかるものの、同馬は長期休養明けの一戦。距離も昨年と比べて1F延長し、メンバーも揃っただけに、上位拮抗の大混戦となりそうだ。 今年の主役となりそうなのは、昨春の東京スプリント制覇後は12連敗と不振が続いたものの、ここにきて重賞連勝で完全復活を遂げたと言っていい中央のスーニだろう。前走後も順調に調整が続けられ、10月29日には栗東・坂路で4F51秒1(一杯)をマーク。1日にも坂路で時計を出しており、万全の態勢が整ったと言えそう。ここまで重賞7勝の実績を誇り、一昨年のJBCスプリントの覇者でもある。大井・ダ1200mも重賞2勝を挙げているように得意としており、完全に勢いを取り戻した今なら圧勝の可能性までありそうだ。 昨年の覇者で連覇がかかる中央のサマーウインドは、芝GIに挑戦した今春の高松宮記念以来の実戦復帰となる。久々の一戦ということで中間は時間をかけて入念に乗り込まれ、10月9日には栗東・坂路で4F52秒6(馬なり)をマーク。その後も再三に渡って好タイムを叩き出しており、態勢は整ったと見て良さそう。ダートでは11戦9勝2着2回とほぼ完璧な成績を残しているだけに、自分の力を出し切れればいきなりでも通用する可能性があるのではないか。 約5カ月ぶりとなった東京盃をひと叩きされて状態が上がってきた中央のセイクリムズンも大きな差はない。前走後は目立った疲れもなくすぐに時計を出し始め、10月26日には栗東・坂路で4F51秒8(一杯)、10月30日の最終追い切りは4F49秒7(馬なり)をマークしている。GIでの活躍はないものの短距離重賞3勝の実績があり、一線級と互角以上の走りを見せてきているだけに、本調子に戻った今回は見せ場以上のレースをすることも可能だろう。 伏兵陣で面白そうなのは、前走の東京盃でスーニの2着に善戦した笠松のラブミーチャンか。交流重賞は2歳暮れの全日本2歳優駿を最後に勝っていないが、たびたび上位をにぎわせており、実力的に大きな差はない。ダート1200m以下に限れば複勝率100%を継続しており、展開に恵まれればアッと驚く好走を見せてくれる可能性がありそうだ。 他にも、今春の東京スプリントを制している中央のセレスハント、新馬戦を勝って以来のダート戦挑戦となる中央のダッシャーゴーゴー、昨年のJBCスプリントで2着に善戦し今年は交流重賞を制している船橋のナイキマドリードなど、実力馬が多数揃っており、まったく結果の読めない超難解な一戦となりそうだ。 ★【東京盃(大井)】スーニが重賞2連勝! ラブミーチャンは惜しくも2着…【JBCスプリント】楽々逃げ切り!サマーウインドがGI初制覇!【かきつばた記念(名古屋)】得意の距離で断然人気セイクリムズンが完勝【地方競馬トピックス】超短距離戦シリーズSSS 初代王者はラブミーチャン
シェア

おしらせ一覧

PAGE TOP