おしらせ
【JBCレディスクラシック】レディスプレリュード上位2頭の争いか
3日に大井競馬場で行われるのは、南関4頭、笠松2頭、高知1頭、中央6頭によって争われる第1回JBCレディスクラシック(新設重賞・ダ1800m)。今年で11年目を迎えたJBCデーに、牝馬限定の重賞として新設された注目の一戦の展望をお届けしたい。 前哨戦のレディスプレリュードを制した中央のミラクルレジェンドは、3歳時には3連勝でジャパンダートダービーまで駒を進めた実力馬。芝では結果を残せなかったが、ダートに路線変更してからは一度も掲示板を外しておらず、牝馬限定の今回は堂々の主役と言っていいだろう。この中間は坂路とCウッドを併用して順調に調整が進められ、10月27日には岩田騎手が騎乗してCウッドで5F67秒6(一杯)をマークし、3頭併せの最先着を果たした。舞台は前走とまったく同じ、状態も万全とあれば、上位争いは必至だろう。 レディスプレリュードで1馬身半差の2着止まりだった中央のラヴェリータも、巻き返しに燃えている。前走後は2週間ほど楽をさせたものの、その後はコースで好タイムを連発。10月30日の最終追い切りはポリトラックで5F65秒6-1F11秒1(強め)をマーク。強烈な伸び脚を見せており、叩いた上積みが顕著に表れている。前走はミラクルレジェンドに敗れたものの、3カ月ぶりの実戦で斤量も1キロ重い57キロだったことを考えれば、同斤で状態も上がっている今回は逆転の可能性も十分あるのではないか。 前走で逃げて上記2頭に次ぐ3着に善戦した笠松のエーシンクールディは、逃げ馬にとっては絶好枠と言っていい最内枠をゲットした。同型の逃げ馬も見当たらず、単騎逃げは必至の状況となっている。中央所属時にはオープンクラスまで上り詰めた実力馬だが、笠松に移籍後も1、1、1、4、1、3着とその実力は健在。自分の形でレースを進めることができれば、いい走りを見せてくれる可能性は高そうだ。 秋嶺Sを横山典騎手の好判断で快勝しオープン入りを果たしたのが、中央のパールシャドウだ。9月以降で4戦目とローテーションが詰まっていることもあって中間は軽めの調整に終始しているが、10月30日には美浦・ポリトラックで4F51秒8(強め)をマークしている。大きく変わったところはないが、前走並の状態は保っていると言えそう。展開に左右されない自在性があるだけに、引き続き手綱を取る横山典騎手がどんな騎乗を見せてくれるのかも楽しみだ。 もう1頭挙げるなら、春に関東オークスを制している中央の3歳馬・カラフルデイズか。古馬との初対戦となったレディスプレリュードで7着に敗れ、古馬の壁に当たった格好になるが、前走から2キロ減となる53キロの斤量で出走できるのは魅力。10月27日の最終追い切りは、栗東・坂路で4F53秒3(一杯)をマークして態勢は整っており、前走からの巻き返しに期待が持てそうだ。 ★【レディスプレリュード】ミラクルレジェンドが鮮やかに差し切る! ★【スパーキングレディーC(川崎)】ラヴェリータが逃げ切って3連覇! ★【関東オークス(川崎)】カラフルデイズが1番人気に応える!
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