【ファンタジーS】有力馬1週前追い切りレポート

今週末土曜日、京都競馬場のメインレースとして若き少女たちによる出世争い、第16回ファンタジーS(GIII、芝1400m)が開催される。この一戦に出走を予定している有力馬たちの1週前追い切りの模様を詳細レポート! ファインチョイス 新馬戦、そして前走函館2歳Sと連勝。いずれも余力を残しての快勝だっただけに、牝馬同士のここなら一気に3連勝の期待がかかる。中間は放牧でリフレッシュ。9日から時計を出し始めているが、追われるごとにグングン時計を詰め順調に気配は整いつつある。26日は岩田騎手が跨り古馬1000万下を4馬身追走。一杯まで追われる相手を尻目に、余力たっぷりのままあっさり抜き差って結局4馬身の先着フィニッシュとなった。間隔開いているが、いきなり力を出せそう。2連勝は滞在競馬でのもの。テンションが高いタイプで、当日輸送がどう出るか。 エイシンキンチェム 8月、新潟のオープン特別ダリア賞を快勝。これで無傷の2戦2勝、この馬の器も相当大きそうだ。放牧後からの帰厩後は、ここを目標に坂路とコース併用でじっくり乗り込まれている。26日、栗東坂路で古馬1000万下を5馬身追走、ゴール前びっしり追われると力強く伸びて3馬身突き放し先着した。これでこの中間併せ馬を4本消化となり、気合い乗りは抜群。帰厩当初は馬体の張りがいまひとつだったが、厩舎で立て直した効果か、ここへ来てようやくピンと張り詰めてきた。あとひと追いで態勢整ってきそうだ。 ビウイッチアス 9月、中山で行われたカンナS（オープン特別）では好位からそつなく抜け出して快勝。センスあふれるその内容からは、多少距離が延びても難なくこなしそうな雰囲気が感じられる。26日、美浦坂路で中間2本目の時計となったが併せた古馬1000万下を置き去りにし、4F48秒3-1F12秒2（一杯）の猛時計をマークした。時計が出やすい馬場状態だったとはいえ、この数字は出色。動きに鋭さがあり、仕掛けられての反応も抜群だった。文句なしの好気配。 レディーメグネイト 勝ち上がりはダートだったが、続く芝のりんどう賞（500万下特別）では軽快に先手を奪って勝利。むしろ芝のほうに適性がありそうだ。中間はキビキビした動きを披露しており、27日の栗東坂路追いでは4F51秒2-1F12秒4（一杯）の好時計をマーク。前走時より気配は更に上昇していそうだ。馬体はオトコ馬かと思わせるほどに迫力があり、後肢の蹴りも力強い。精神面でも走りに集中もできているし、奥の深さを感じさせるタイプだ。 ★【函館2歳S】上村騎手騎乗のファインチョイスが突き抜けて重賞制覇! ★【ダリア賞】強襲にあわや！も1番人気エイシンキンチェム勝利 ★水・木は【ファンタジーS】出走全馬の追い切りを「レース情報」に掲載! ★【ファンタジーS】出走各馬の「指数X」は枠順確定後に無料公開!

Tweet

シェア