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【アルゼンチン共和国杯】格上挑戦トレイルブレイザーが重賞初制覇

アルゼンチン共和国杯を制したトレイルブレイザー。池江厩舎からまた新たなヒーローが現る

6日、東京競馬場で行われたアルゼンチン共和国杯(GII、芝2500m)は、単勝6.3倍の3番人気に支持されたトレイルブレイザー(牡4、栗東・池江)が、道中6、7番手から直線で抜け出し、猛追するオウケンブルースリ(牡6、栗東・音無)を振り切って重賞初制覇を果たした。勝ち時計は2分31秒5(良)、鞍上は安藤勝騎手。 ゲートで暴れたアブソリュート(牡7、美浦・宗像)が大外枠からの発走となったスタート。まず、軽量53キロのドリームセーリング(牡4、栗東・白井)が積極的に押してハナに立つ。これに外からコスモラピュタ(牡4、美浦・高橋祥)、カワキタコマンド(牡4、美浦・小桧山)、ナムラクレセント(牡6、栗東・福島)などが続いた。 向こう正面に入ってもドリームセーリングが悠然と逃げ、1000m通過は1分1秒2。ペースがそこまで速くないと見るや、後ろから4番手に構えていたオウケンブルースリが3コーナー手前から徐々に前に進出する。そして、4コーナーでコスモラピュタが先頭に並びかけようとしたところで、トレイルブレイザー、カワキタコマンド、カリバーン(牡4、美浦・鹿戸雄)なども外から一斉に動き出す。 直線に向いてすぐ先頭に立ったのはカワキタコマンド。しかし、それも束の間、外からトレイルブレイザーが馬なりのまま並びかけると、残り400mで仕掛けられて一気に抜け出す。さらに大外からオウケンブルースリがジリジリと追い込んでくるが、坂を上っても脚色が衰えなかったトレイルブレイザーが2着以下に1馬身1/4差つけて堂々と1着でフィニッシュした。 2着は後方から追い込んだ1番人気のオウケンブルースリ、3着は一旦は先頭に立って見せ場をつくった8番人気のカワキタコマンドが粘り込んだ。なお、2番人気のビートブラック(牡4、栗東・中村)は中団待機から直線で脚を伸ばすも5着までが精一杯だった。配当は単勝630円、馬連1,620円、馬単3,180円、3連複10,810円、3連単48,520円。勝ったトレイルブレイザーは父ゼンノロブロイ、母リリオ(母父フォーティナイナー)という血統。池江厩舎は菊花賞、天皇賞(秋)に続き、3週連続重賞制覇を果たした。 ※詳しいレース結果はコチラ【宝塚記念】まさに人馬一体の勝利! アーネストリーがGI初制覇!! 【目黒記念】軽量51キロのキングトップガンが早め先頭から押し切る重賞のデータ予想、追い切り速報など充実の「レース情報」は必見!気になるあの馬の能力値は?「指数X」は枠順確定後に無料公開!
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