おしらせ
【JBCスプリント】一昨年の覇者スーニが再びダート短距離界の頂点へ
3日、大井競馬場で行われた第11回JBCスプリント(交流GI、ダ1200m)は、川田騎手騎乗で1番人気に支持されていたスーニ(牡5、栗東・吉田)が直線大外から力強く伸びると、先に抜け出したラブミーチャン(牝4、笠松・柳江仁)、セイクリムズン(牡5、栗東・服部)、ダッシャーゴーゴー(牡4、栗東・安田)らをまとめて交わし先頭でゴール。一昨年の覇者が3連勝で2つ目のビッグタイトルを手にした。勝ちタイムの1分10秒1(良)はレコードタイムで、JBCレディスクラシックに続きここでも高速決着となった。 各馬揃ったスタート。大方の予想通り、中枠からジーエスライカー(牡4、大井・栗田裕)が積極的にハナを主張すると、2番手をラブミーチャンが追走。セイクリムズン、ダッシャーゴーゴー、久々のサマーウインド(牡6、栗東・庄野)ら人気勢は先行集団に位置し、スーニは後方から数えて3番手でレースを進める。 早い流れでジーエスライカーがレースを引っ張りそのまま直線へ向くと、早々とラブミーチャンが先頭に躍り出る。その外から鋭くダッシャーゴーゴーが伸び、2頭の間からセイクリムズンが脚を伸ばす。この3頭の争いかと思われたのも束の間、大外から1頭次元の違う脚でスーニがみるみるうちに差を縮めると、残り50m付近で3頭をまとめて交わし、先頭で歓喜のゴール板を駆け抜けた。スーニから1馬身1/4差の2着争いは3頭横並びとなったが、中セイクリムズンが制し、さらにアタマ差の3着にはダッシャーゴーゴーが食い込んでいる。なお、3番人気に支持されたサマーウインドは直線で脚色を失い6着に敗れた。 川田騎手はレース後に「再びこのレースを勝てて嬉しく思う。一時期は走らない時期もあったが、またこうして1番大きいところを取らせてくれた。頭が上がりません」と、喜びの声を残している。 配当は単勝250円、馬連460円、馬単930円、3連複1,200円、3連単4,750円と堅い決着。勝ったスーニは、父Soto、母Enabru(その父Roanoke)という血統で、通算成績を31戦11勝(うち交流重賞8勝)とした。 ★【JBCレディスクラシック(大井)】ミラクルレジェンドがレコード勝ちで初代女王に ★【東京盃(大井)】スーニが重賞2連勝! ラブミーチャンは惜しくも2着… ★【'09JBCスプリント】JBCスプリントは1番人気スーニが快勝! ★鞍上の川田騎手が『ジョッキーに100の質問』に登場!!
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