UMAJIN.net

おしらせ

【武蔵野S】待望の重賞勝利で史上初の偉業達成へ ダノンカモン

栗東 CW 良 強め 81.5-65.3-51.2-37.1-12.0 ダノンカモンは昨年の9月から【4.5.0.1】と本格化の兆しを見せ、さらにはGIでも上位争いを演じている。前走のマイルCS南部杯では王者トランセンドの地力に屈してアタマ差2着に敗れたが、いったんは先頭に立つシーンもあり大一番で力のあるところを示してみせた。このメンバーでは実績最上位なだけに、今回は負けられない。 この中間は坂路とコースで再三追われ、熱のこもったケイ古を消化。それに応えるように状態は右肩上がりだ。3日の1週前追い切りでは栗東ウッドで僚馬バーディバーディ(古馬オープン)と併せ馬を敢行。パートナーを5馬身ほど追走すると、最後は余裕の手応えで併入に持ち込んだ。パワフルなストライドは健在で気配も上々。デキはさらに良くなっている。 そして9日の最終追い切りは先週と同じくウッドコースでミッキーリヒト(古馬500万下)、ロイヤルインパクト(古馬500万下)との3頭併せ。2頭を大きく追走する形でスタートし、4角ではすでに射程圏内に捕らえる。直線に向きスーッと進路を内にとって3頭横並びになると、そこからは中ロイヤルインパクトと激しい追い比べを展開。最後まで主導権を握ったまま、パートナーと足並みを揃えるように同入でフィニッシュした。ゴーサインが出てからの加速はスムーズでラスト1Fは12秒0の好時計。このひと追いで実戦モードに切り替わり、好状態に仕上がったと言えるだろう。 「直線で集中力を維持させるための調教ができた。調子は良さそうですね」とデキに自信を覗かせるのは吉村技術調教師。続けて「(トランセンドなど)あのメンバー相手に好走できたのは収穫。何とかこの馬にタイトルを獲らせてあげたいね」と力強く意気込みを話してくれた。 意外にも重賞はまだ未勝利のダノンカモン。先頭に立つとソラを使うことから、今回はブリンカーを着用し弱点の対策は万全だ。さらに管理する池江厩舎は菊花賞(オルフェーヴル)、天皇賞・秋(トーセンジョーダン)、アルゼンチン共和国杯(トレイルブレイザー)と3週連続で重賞を制しており、いま最も勢いがあるステーブル。本馬にとって待望の重賞勝利が、史上初の4週連続重賞制覇という快挙になるか!? 注目の一戦となりそうだ。 ★【マイルCS南部杯】トランセンドが驚異的な粘りでGI3勝目【武蔵野S】のデータ予想、追い切り速報など充実の「レース情報」は必見!【武蔵野S】出走馬の能力値は?「指数X」は枠順確定後に無料公開!
シェア

おしらせ一覧

PAGE TOP