おしらせ
【エリザベス女王杯】昨年の忘れ物を獲りに行くアパパネ
栗東 CW 良 強め 80.2-65.2-50.8-37.6-11.6 前走の府中牝馬Sでは14着に惨敗したアパパネ。前哨戦はいつも走らないが、まさかあれほど負けるとは誰も思わなかったはずだ。初めて500キロを超える馬体での出走だったとはいえ、圧倒的な実績を持つ馬だけに、陣営が「精神的な部分で問題があったかもしれない」と弱気になるのも無理はないだろう。 この中間はそんな不安を振り払うかのようにハードに追われて太め残りを解消。1週前追い切り(2日)では格下の僚馬を1秒追走して最後は半馬身の遅れをとったが、仕掛けられてからの反応は鋭く、良化の気配が感じられる内容。翌3日には栗東に移動し、6日に早速坂路で軽く流すなど入念に調整され今週を迎えた。 本日(9日)の最終追い切りは、CWで池江厩舎のマナクーラ(1600万下)を4馬身追走して4コーナーで併せられると、スッと相手を突き放して力強いフットワークを見せ4馬身先着。時計も6F80秒台、ラスト1F11秒6でまとめ、一変を予感させる動きを披露した。これには国枝師も「外国馬のレベルは高いが、今回は良い状態で出走させることができる」と手応えを感じている様子だった。 2歳時に阪神JFを制し、3歳時に牝馬3冠を達成。今年は春にヴィクトリアマイルを制しており、唯一取りこぼしたのがエリザベス女王杯で、これを獲れば牝馬限定GI完全制覇となる。これまでのレースぶりや血統背景からも2200mは微妙なところだが、ベストな状態に仕上がれば能力で距離はカバーできるだろう。史上初の快挙へ、アパパネの走りには注目だ。 ★【府中牝馬S】サマー女王イタリアンレッドが重賞3連勝 ★【安田記念】軽量活かし3歳馬リアルインパクトが載冠 ★【ヴィクトリアM】アパパネがブエナビスタをクビ差凌ぎGI5勝目! ★【エリザベス女王杯】のデータ予想、追い切り速報など充実の「レース情報」は必見! ★東北地方太平洋沖地震・応援メッセージ募金?ご協力お願いします
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