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【エリザベス女王杯】有力馬1週前追い切りレポート

昨年は直線圧巻の伸びを見せ快勝したスノーフェアリー。更にスケールアップした印象さえある女傑が連覇を狙う!

牝馬最強を決める一戦・第36回エリザベス女王杯(GI、芝2200m)が今週末日曜日、京都競馬場で開催される。このレースに出走を予定している有力馬たちの1週前追い切りの模様を詳細レポート! スノーフェアリー 昨年の覇者が連覇を狙い再び来襲。今年に入って勝ち鞍こそないが前々走の凱旋門賞は前残りの展開を猛追し3着、前走英のチャンピオンSは直線詰まる不利がありながらコースレコード決着に0秒2まで迫る3着と世界最高峰レベルの戦いを繰り広げてきている。牝馬同士のここに入れば力は数枚上。2度目の来日とあって調整過程は順調そのものだ。3日は白井の競馬学校で馬場入りし、軽快なダグを披露。6日に京都競馬場に移動したあともキャンターで素軽い動きを見せており、激戦続きの疲れはなさそうだ。10日に本馬場で速い追い切りをかける予定。 アヴェンチュラ 骨折で春シーズンを棒に振ったが、夏の函館で復帰してから3連勝。見事に秋の大華を咲かせた。相手は更に強くなるが、勢いそのままにGI連勝を狙う。2日に栗東ウッドで2頭を相手に併せられたのが中間の初時計。抜群の手応えで同入を果たし、時計は6F83秒6-1F12秒0(馬なり)をマーク。闘志にあふれ、仕掛ければどこまでも突き抜けそうな雰囲気にあった。きわめて高いレベルで好調キープと見ていいだろう。 アパパネ ここで勝てば牝馬限定GIをコンプリート。前走府中牝馬Sはまさかの14着に敗れたが、本番での巻き返しに定評がある馬だけに軽くは扱えない。2日は美浦ウッドで格下馬を1秒追走。序盤の行きっぷりがいまひとつだったぶん半馬身捉えきれずの遅れ入線となったが、ラストで促されての伸びは鋭く、良化気配は感じられた。3日に栗東へ移動済み。最終追いは現地で行われる予定だ。 イタリアンレッド 前走の府中牝馬Sを勝ち、これで重賞3連勝。単なる“夏女”ではなく、地力の明らかな強化ぶりを見せつけ堂々とGI舞台に駒を進めてきた。前走後の回復は早くすぐに乗り出せており、2日の栗東坂路調教でもビッシリ追えている。体調面での不安は一切なさそう。以前はイラつくなど精神面で不安定なところがあったのだが、今はそういった面が解消している。堂々として古馬らしい風格が出てきた印象だ。一走毎に馬が進化している感じで、馬体に張り、ボリューム感が出てきているのもいい。 ホエールキャプチャ 今年の牝馬三冠戦線では2着、3着、3着。ローズS快勝もあり、力量は間違いなく世代上位だ。古馬勢との対戦は初となるが、ここで悲願のGI獲りがあっても驚けない。調整は引き続き栗東に滞在し、続けられている。2日は栗東坂路で単走し4F53秒1-1F13.0(強め)をマークした。終いの仕掛けには機敏に反応できており、馬体の張りもいい。大きな上積みこそ強調できないが、いい意味での平行線といったところだろう。 レーヴディソール 昨年の2歳女王がいよいよ復帰する。骨折によりリタイアしてしまったが、もし順調だったなら牝馬三冠の行方は大きく変わっていたのでは、と思わせる素質馬だ。放牧休養から10月5日に栗東へ帰厩。当初はプールとコースでの楽走がメインの軽め調整が続いていたが、10月末から速い時計を出し始め、急ピッチで仕上げられている。2日は栗東ウッドコースで併せ馬。古馬1000万下を追走し、馬なりのままで2馬身先着を果たした。まだ馬なりでしか追えておらず、体にも緩さが目立つが最終追いでビシッとやれば間に合ってきそうな雰囲気だ。 ★【凱旋門賞】伏兵デインドリームが勝利! スノーフェアリーは3着【秋華賞】アヴェンチュラが横綱相撲で完勝【ヴィクトリアM】アパパネがブエナビスタをクビ差凌ぎGI5勝目!水・木は【エリザベス女王杯】出走全馬の追い切りを「レース情報」に掲載!【エリザベス女王杯】出走各馬の「指数X」は枠順確定後に無料公開!
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