おしらせ
【土曜京都8R/京都JS】昨年覇者ランヘランバに上がり馬が挑む
12日に京都競馬場で行われる障害重賞・京都ジャンプS(JGIII、芝3170m)。昨年に続く連覇がかかるランヘランバが5カ月の休養から復帰し、夏の上がり馬が連覇阻止に燃えるこの一戦の展望をお届けしたい。 前走の東京ジャンプSで6着に敗れて連続連対が8レースでストップした昨年の覇者・ランヘランバだが、夏はレースに使わず全休し、5カ月の休養明けでこのレースに挑んできた。この中間は1カ月近くかけて入念に調整が進められ、9日の最終追い切りは久々にコンビを組む小坂騎手が騎乗して栗東・CWで6F81秒8-1F12秒3(馬なり)をマーク。態勢は整ったと言えそうだ。京都コースは昨年のこのレースを含め3戦3連対と得意にしており、息さえ持てば連覇の可能性も十分あるのではないか。 2走前に小倉サマージャンプを制したドングラシアスが、夏の上がり馬の中でも代表格となる存在。前走の阪神ジャンプSは2着に敗れたが、勝ち馬とわずかクビ差なら悲観することはないだろう。前走後も順調に調整されており、1週前には新コンビの西谷騎手が騎乗して栗東・CWで6F81秒7-1F12秒2(一杯)をマーク。9日の最終追い切りも西谷騎手が騎乗し、坂路で4F54秒5(一杯)を出しており、態勢十分。西谷騎手も馬の感覚をしっかり掴んだだろう。馬の状態も勢いも申し分ないが、唯一気になるのは京都コースとの相性の悪さ。5、7、4、4、6、8着と一度も馬券に絡んでおらず、重賞以外でも順位は上がってきていないだけに、苦手コースをどう克服するかがカギとなりそうだ。 京都コースでメンバー最多の4勝を挙げ、コース適性はナンバー1の存在と言えるテイエムハリアーは、骨折による長期休養明けをひと叩きされてここに挑む。前走後はすぐに疲労も回復し、1週間後には時計を出し始めた。9日の最終追い切りは武英騎手が騎乗して栗東・CWで6F79秒6(一杯)と、平地馬と混じっても遜色ない猛時計をマーク。叩かれての上積みが顕著に出ており、今回はしっかり力を出し切れそう。昨年のこのレースではランヘランバの2着に善戦しており、逆転が叶うのか注目される。 障害未勝利から一気に3連勝したディアマジェスティだったが、1番人気に支持された東京ハイジャンプで8着に大敗してしまい、それ以来の実戦となる。中間の追い切り本数はそう多くないが、9日の最終追い切りは主戦の高田騎手が騎乗して栗東・CWで6F81秒8-1F13秒2(一杯)をマークしている。大きな変わり身はないが、いい意味で平行線といったところか。直線の芝コースさえ克服できれば、上位争いも可能だろう。 平地でオープン特別2勝を挙げ、重賞戦線でも活躍したエムエスワールドは、入障後に2、1、4、3着とその平地力を活かして上位争いを続けている。9日の最終追い切りは熊沢騎手が騎乗して栗東・CWで5F68秒1(馬なり)をマーク。中1週ということで余力を残しての調整になったが、変わりなく順調に来ていると言って良さそうだ。 ★【京都ジャンプS】ランヘランバが5馬身差で重賞V2!! ★【小倉サマーJ】ランヘランバが重賞初制覇! ★【小倉サマージャンプ】10番人気・ドングラシアスが波乱を演出 ★?がんばろう日本! メッセージ募金?にご協力お願いします
Tweet | シェア |