おしらせ
【今週の新馬戦・注目馬】カペラSを制したケイアイガーベラの仔や阪神JF勝ち馬ローブティサージュの半妹がデビュー
■12月11日の中山競馬場第5R・メイクデビュー中山(新馬、芝1800m)ではケイアイセナ(牡2、栗東・平田)がデビュー。父はディープインパクト、母はカペラSを制すなどダートの短距離で活躍したケイアイガーベラ。全兄にNHKマイルCを制し、今はオーストラリアで現役生活を続けるケイアイノーテックがいる。速い時計の本数はそれほど多くないものの、最終追い切りでは重馬場の栗東坂路で4F53秒6-1F12秒1(一杯)とまずまずの時計を披露した。横山武騎手を背にデビュー戦でどのような走りを見せてくれるだろうか。
【ケイアイセナ】
父ディープインパクト
母ケイアイガーベラ
母父Smarty Jones
■12月11日の中山競馬場第6R・メイクデビュー中山(新馬、ダ1800m)でオセアレジェンド(牡2、美浦・田村)が初陣を迎える。父はダートを得意とする産駒を多く送り出してきたパイロ、母系はパロクサイドに遡る牝系であり、日本が誇る名門エアグルーヴ牝系と同じ一族となる。10月に入厩して以降、みっちりと乗り込まれてきたオセアレジェンド。最終追い切りはタイムこそ4F55秒7と目立ったものではなかったが、しっかりとした脚どりで登坂してみせた。初戦から好走に期待したい。鞍上は江田照騎手。
【オセアレジェンド】
父パイロ
母バンダ
母父キングヘイロー
■12月11日の阪神競馬場第6R・メイクデビュー阪神(新馬、芝2000m)で、ロードラプソディ(牡2、栗東・松下)が初戦に挑む。父はモーリス、母はJRAで3勝を挙げオークス、秋華賞にも出走したティアーモ。11月にトレセンに入厩するとウッドコースで丹念に乗り込まれ、最終追い切りではレースと同じ岩田望騎手を背にラスト1F11秒4と切れるところを見せた。好メンバーの揃った一戦ではあるが、初戦の走りに注目したい。
【ロードラプソディ】
父モーリス
母ティアーモ
母父キングカメハメハ
■12月11日の阪神競馬場第7R・メイクデビュー阪神(新馬、ダ1400m)にはジュエルシティー(牝2、栗東・松永昌)が出走する。父はエピファネイア、母はエアラホーヤ。半兄には神戸新聞杯でエピファネイアの2着となり、続く菊花賞でエピファネイアに次ぐ2番人気に支持された(13着)マジェスティハーツやダートグレード競走4勝のラプタスらがいる血統だ。JRAでキッチリ結果を残すきょうだいであり、ジュエルシティーも追い切りで余裕のある動きを見せているように素質を秘めていそう。いきなりの好走に期待したい。鞍上は幸騎手。
【ジュエルシティー】
父エピファネイア
母エアラホーヤ
母父ボストンハーバー
■12月11日の中京競馬場第5R・メイクデビュー中京(新馬、ダ1400m)ではモズブーナー(牝2、栗東・音無)がルーキー小沢騎手を背にデビューを迎える。父はケンタッキーダービーなどを制したストリートセンス、近親にはアメリカの名種牡馬プルピットなどがいる名門の出身だ。アメリカ血統らしく坂路でいい動きを見せており、最終追い切りでは小沢騎手を背に4F51秒9-1F12秒8(一杯)という好時計をマーク。この冠名で音無厩舎のアメリカ産馬といえば、今週のカペラSに出走するモズスーパーフレアが連想されるところ。快速ぶりを是非見せてほしい。
【モズブーナー】
父Street Sense
母Endless Chatter
母父First Samurai
■12月12日の中山競馬場第5R・メイクデビュー中山(新馬、芝1600m)で、プロキシーファイト (牡2、美浦・大江原)が小林凌騎手を背にデビュー戦を迎える。父はこの2歳世代がファーストクロップとなるサトノアラジン。伯母に仏で芝2100mの重賞を2勝したラブーム、その仔オーマイダーリンはローズSで3着、秋華賞では6着に入っている。稽古では当初ズブさが目立っていたが、今週の坂路追いでは数字を前週からグンと詰めてきた。このひと追いで変わってきそう。
【プロキシーファイト】
父サトノアラジン
母レディルー
母父Samum
■12月12日の阪神競馬場第4R・メイクデビュー阪神(新馬、ダ1800m)で、マスタープラン(牡2、栗東・角田)がメイクデビュー。半兄に中央での全6勝がすべてダート1800m戦だったトップディーヴォ、名古屋グランプリなど2000m以上のダートグレード競走をここまで4勝し、3歳時には米GIのケンタッキーダービーとベルモントSに挑戦したマスターフェンサーがおり、図太さが売りの血統背景と言える。稽古ではそこまでスパッとは切れないものの、強い負荷を掛けられ渋太い伸びを披露。いかにも本番で良さが出そうな雰囲気がある。鞍上はC.ルメール騎手。
【マスタープラン】
父イスラボニータ
母セクシーザムライ
母父Deputy Minister
■12月12日の阪神競馬場第5R・メイクデビュー阪神(新馬、芝1600m)で、サトノキリンジ(牡2、栗東・平田)が、松山騎手を背に初陣へ向かう。父はロードカナロア、母は中央5勝マーチャンテイマー。ニッポーテイオー(天皇賞・秋などGI3勝)やタレンティドガール(エリザベス女王杯勝ち)を送り出したチヨダマサコが曾祖母で、オールドファンにとってはお馴染みの名牝系だ。調教ではまだ体を持て余すような面があるものの、伸び脚は上々。ポテンシャルはかなりのレベルと言えそう。またこのレースでは同じくロードカナロア産駒のデュードメール(牝2、栗東・須貝)もデビュー。半姉にローブティサージュ(阪神JFなど重賞2勝)、全姉にブランノワール(ここまで中央4勝、京都牝馬S3着など)がいる良血馬だ。11月中旬から“須貝厩舎流”のハードトレを課せられ、いい動きで応えている。先週はCWでの3頭併せで5F66秒5(一杯)と、水準以上の時計をマーク。ほぼ万全の仕上がりで走れそう。鞍上はC.ルメール騎手。
【サトノキリンジ】
父ロードカナロア
母マーチャンテイマー
母父クロフネ
【デュードメール】
父ロードカナロア
母プチノワール
母父Singspiel
(Text:Nishimura/Hiraishi)
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