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【今週の重賞】[阪神JF]ウォーターナビレラが4連勝でGI制覇を目指す

12月12日、阪神競馬場で第73回・阪神JF(GI、芝1600m)が開催される。2歳女王を決める師走の大一番に今年は23頭が登録している。

ウォーターナビレラ(牝2、栗東・武幸)は目下3連勝中。派手なレースをするわけではないが、先行し上がりをまとめて抜け出すという大人びたレースぶりは安定感が光る。前走のファンタジーSでも2番手からあっさり抜け出し重賞初制覇。自らのレーススタイルを確立しているのは若駒同士の戦いにおいて大きな武器となる。今回も先行抜け出しの必殺パターンでGI制覇を目論む。武豊騎手、武幸四郎調教師の兄弟タッグが期待をかける素質馬に要注目だ。

サークルオブライフ(牝2、美浦・国枝)は東の前哨戦・アルテミスSの勝ち馬。後方から直線だけでズバッと差し切った前走のレースぶりも印象的なこの馬だが、初勝利を挙げた未勝利戦のレースぶりがインパクト大。出遅れながら大外を悠然とマクリ上げ、ラスト4F12秒4-12秒1-12秒0-11秒9という加速ラップのレースを差し切ってみせた。しかもラストに急坂のある中山競馬場でこのパフォーマンスを見せたのだから、脚力という点では申し分なし。東の名門・国枝厩舎からニューヒロインの誕生なるか。

ベルクレスタ(牝2、栗東・須貝)は前走のアルテミスSで2着。サークルオブライフには交わされてしまったものの、直線では先頭に立ち見せ場を作った。初めての東京遠征を考えれば十分な結果だろう。新馬戦ではその後重賞を2連勝し、来週の朝日杯FSで本命視されそうなセリフォスを相手に食い下がったことからもこの馬の地力がうかがえる。初めてとなる右回りに対応できればここでも十分にやれる実力の持ち主だ。

ステルナティーア(牝2、美浦・木村)はサウジアラビアRCで牡馬を相手に2着と健闘。勝ったのは来年のクラシック路線の主役とも噂される大器・コマンドラインだったことを考えれば、ステルナティーアの評価を下げる必要はない。全兄ステルヴィオはマイルCSの勝ち馬という良血馬で、秘めた素質は一級品。デビュー戦で上がり3F32秒7を記録したように末脚比べは望むところだ。

ナミュール(牝2、栗東・高野)は、出世レースの赤松賞勝ち馬。血統を見ると祖母がヴィートマルシェということで、先日BCディスタフで歴史的な勝利を挙げたマルシュロレーヌが叔母にあたる。デビュー戦、赤松賞を見る限り瞬発力勝負はベストの条件。2歳戦らしいスローペースでレースが流れれば、最後の直線で切れ味が爆発する予感だ。

この他にも、小倉2歳S勝ち馬でファンタジーS2着のナムラクレア(牝2、栗東・長谷川)や函館2歳S勝ち馬のナムラリコリス(牝2、栗東・大橋)、京王杯2歳Sで牡馬にまじって3着と好走したラブリイユアアイズ(牝2、美浦・黒岩)など素質馬が集まったこの一戦。2歳女王の座を掴み、来年のクラシックの主役として名乗りを上げるのはいったいどの馬になるだろうか。

(Text:Hiraishi)

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