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2020年富士S1着、2021年ドバイターフ2着のヴァンドギャルドが屈腱炎を発症し引退 今後は海外で種牡馬入りの方向

2020年の富士Sに優勝し、2021年のドバイターフ2着、2022年のドバイターフ3着と海外でも活躍したヴァンドギャルド(牡7、栗東・藤原)が屈腱炎を発症し引退することがわかった。14日、同馬を所有する社台サラブレッドクラブ(馬主名義は社台レースホース)が公式サイトで発表。今後は海外で種牡馬入りする予定。

社台サラブレッドクラブによると、14着に終わった今年3月のドバイターフ後に、山本トレセンで着地検疫を受けていたが、その際に左前脚の屈腱炎が判明。関係者の協議の末、引退と種牡馬入りが決まった。

同馬は2018年9月に阪神競馬でデビュー(1着)。2歳時に東京スポーツ杯2歳Sで3着、3歳時に毎日杯3着と高い能力を早くから示していた。2019年11月に3連勝でOP入りすると、2020年10月の富士Sでは中団からメンバー中上がり最速の末脚で突き抜け重賞初制覇。

海外競馬でも高い能力を示し、2021年のドバイターフ2着、2022年のドバイターフ3着と好走。

▽【ヴァンドギャルド】
父ディープインパクト
母スキア
母父Motivator
通算23戦5勝(うち海外5戦0勝)

《重賞勝鞍》
2020年 富士S(GII)

(Text:Ito)

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