【マイルCS】加藤征師「体はできているし、遜色ない」　フィフスペトル

フィフスペトルの前走はスプリンターズS。2歳夏以来となるスプリント戦だったが、好位から渋太く脚を伸ばし6着入線を果たした。レース後、管理する加藤征師は「4角で外から被せられて出れなくなる場面があり、そこで詰まってしまった。その分の差が痛かったね」とコメント。とは言え、不利がありながらも終いの脚は際立っており、「得意のマイル戦ならば……」と前進を思わせる好内容であった。 前走後も疲れは見せず、プール調整を挟んで10月23日からコース追いを再開。この中間は併せ馬を消化するなど、熱のこもったケイ古を消化している。そして16日の最終追い切りは美浦ウッドコースで単走追い。前半から軽快なフットワークでスピードに乗ると、直線ではグッと体を沈めるようなフォームへと変化。軽く仕掛けられただけでラスト1F12秒8をマークし、目下の充実ぶりをアピールした。この最終リハに指揮官は 「輸送もあるので追い切りは実質半マイルから時計を出して、気持ちも残しながらのイメージ。前走は京成杯AHよりかなり良かったけど、今回はその状態をキープしている」と愛馬のデキに胸を張る。続けて「体はできているし、（このメンバーでも）能力は遜色ない」とコメント。自信を持って送り出す構えだ。 中山競馬場での良績が目立つフィフスペトルは京都で過去に2度出走。成績は【0.0.0.2】と、一度も馬券圏内に入っていない。だが、ともに0秒5差、さらに約2年前であることから適性がないと見限るのは早計だ。充実したいまなら、アッと驚く快走劇が見られるかもしれない。 ★【スプリンターズS】カレンチャンが5連勝でGI制覇!! フィフスは6着に敗れる ★【京成杯AH】中山は俺の庭！ フィフスペトルが約2年ぶりに重賞制覇 ★【マイルCS】のデータ予想、追い切り速報など充実の「レース情報」は必見! ★【マイルCS】出走馬の能力値は?「指数X」は枠順確定後に無料公開!

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