おしらせ
【東スポ杯2歳S】兄ブレイクランアウトのリベンジだ! エネアド
美浦 南P 良 馬なり 69.5-53.2-37.9-12.1 3年前の東スポ杯2歳Sで2着に善戦したブレイクランアウトを兄に持つ、エネアド。新馬戦は単勝4.0倍の2番人気に甘んじていたが、道中は後方待機から直線で大外一気の末脚を決め、新馬勝ちを収めた。勝ち時計は1分38秒4と平凡だが、上がり3Fは32秒5と非凡。2着ミルドリーム、3着トランドネージュがすぐに勝ち上がったように、レースレベルも高かったといえよう。 休養を経て、馬体もひと回り大きくなった印象を受ける。新馬戦前は同じ2歳馬とのケイ古が中心だったが、2戦目に向けてはベストアンサー(古馬500万)、ドットコム(古馬準オープン)らとの併せ馬を敢行。体の使い方が上手になり、追ってからも重心を低く構えられるようになってきている。 そして迎えた水曜の最終追い切りは、シビルウォー(古馬オープン)がパートナー。先日行なわれたJBCクラシック(交流GI、大井ダ2000m)で3着。2週後のジャパンCダート(国際GI、阪神ダ1800m)を目指しているほどの馬だ。ポリトラックで先行するシビルウォーを3馬身ほど後ろから追い掛け、直線でスッとその差を縮めると、手応えに余裕を残したままで並び掛ける。ラストはグイッと前へ出る勝負根性を発揮し、格上相手に互角以上の動きを見せた。 「終い重点で軽く仕掛けた程度だったが、反応は良かった。夏場に比べると体も増えて成長分もあるし、使った上積みもある。ただ、まだ1勝馬だしここは相当にレベルが高そうで、胸を借りる立場。結果がクラシック戦線の基準になりそうだし、力を図るにはちょうどいいかな。課題をクリアして、来春に繋がる競馬ができれば」と、陣営は意外にも慎重なコメント。 ただし慎重なコメントに終始していたのは、新馬戦の前も同じで、それでも結果を残してきた。久々だがデキはかなり良さそうで、先を見据えたなかでも素材は通用しそうな気配。兄ブレイクランアウトも管理した戸田厩舎、3年前の忘れ物を取りにいく。 ★【メイクデビュー新潟】良血馬エネアドが大外一気 ★【東スポ杯2歳S】のデータ予想、追い切り速報など充実の「レース情報」は必見! ★【東スポ杯2歳S】出走馬の能力値は?「指数X」は枠順確定後に無料公開!
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