UMAJIN.net

おしらせ

【マイルCS】有力馬1週前追い切りレポート

マイルGI春秋連覇なるか、リアルインパクト

秋のマイル王決定戦・マイルチャンピオンシップ(GI、芝1600m)が今週末の日曜日、京都競馬場のメインレースとして開催される。この一戦に出走を予定している有力馬たちの1週前追い切りの模様を詳細レポート! リアルインパクト 今春、古馬勢を蹴散らし安田記念を制覇。グレード制導入以降では初となる3歳での同レース勝利という快挙を成し遂げ、父ディープインパクトに初の古馬GIタイトルをプレゼントした。秋の始動戦・毎日王冠はダークシャドウにクビ差の2着と上々の滑り出し。目標の一戦へ、中間は順調に来ている。3日は福永騎手が跨って美浦ウッドで感触を確かめたが、躍動感ある動きと折り合い面の進境に同騎手は深い手応えを得た様子だ。1週前となる10日は堀厩舎の通常パターンでハード追い。ウッドコースをテンからダイナミックな脚裁きで進み、追い出してからは鋭さ満点の伸び脚を披露した。休み明けを叩かれて、確実に上昇している。 リディル 前走スワンSで2年ぶりの重賞V。陣営の目論見どおりきっちり賞金を加算して、GI舞台に進んできた。中2週とあって13日の日曜追いがこの中間の初時計。余力十分にラストは軽快な伸びを示し、栗東坂路4F55秒6-1F13秒2(馬なり)をマークした。久々を使われた反動はなさそうだ。前走時にある程度仕上がっており大きな上積みこそ強調できないが、極めて高いレベルで好調を維持できている。 サプレザ 仏の女刺客が三たびの来日。一昨年は3着、昨年は4着。いずれも環境、馬場への適性は十分に示した僅差の敗戦だっただけにここで“3度目の正直”があっても驚けない。仏の牝馬マイルGIサンチャリオットSを勝っての臨戦は過去2年と同様。しかも斤量増での勝利(09年58キロ、10年58キロ、11年58.5キロ)で、力の衰えはないと考えていいだろう。11日に競馬学校国際厩舎から京都競馬場へ輸送済み。落ち着いた雰囲気を見せており、無事輸送はクリアした様子だ。16日にコレ調教師が来日、17日以降に本馬場で追い切る予定だ。 イモータルヴァース 2走前、強烈な末脚を繰り出し仏の直線マイルGI・ジャックルマロワ賞を制覇した3歳牝馬。GI14勝の女傑ゴルディコヴァを2着、上記サプレザを3着に下しての勝利だけに力量は欧州トップクラスと見て間違いない。ただ、日本の馬場への適性は未知数だ。「精神面が強い」と陣営が強調するように競馬学校、そして京都競馬場ではテンションが上がるようなところを見せず堂々とした姿を見せている。サプレザ同様、コレ師来日以降最終追いをかけられる予定。 エイシンアポロン 1年弱の休養明けだった毎日王冠で0秒1差の4着と好走。続く富士Sで1番人気に応え優勝と、復帰後順調なステップを踏みGIに駒を進めてきた。中1週とハードなローテを踏んできたが、前走後すぐに乗り出せたように疲れはなく、ますます快調だ。10日は栗東坂路で終いだけ重点に伸ばされ、4F54秒8-1F12秒1(G前追う)をマークした。仕掛けへの反応は鋭く、気合乗りは抜群。叩き3戦目でピークのデキか。 エーシンフォワード 昨年のマイルCSをコースレコードで制覇。前走スワンSは案外だったが、昨年もスワンS(8着)をひと叩きされての大逆襲だっただけに軽視は禁物だろう。10日の栗東坂路追いが中間の初時計だったが、4F51秒1-1F12秒4(一杯)と抜群の動きを見せている。上昇度合いはかなりのもの。 キョウワジャンヌ ローズS3着で権利を得た秋華賞で2着に好走。距離短縮は歓迎だけに、上位進出の可能性は考えたい。10日は栗東坂路で古馬1000万下を相手にハードな併せ馬となったが、先行した相手をゴール前きっちり捉え半馬身先着を果たした。いい状態で安定している。 ★【安田記念】軽量活かし3歳馬リアルインパクトが載冠【スワンS】リディルが2歳時以来の重賞勝ち水・木は【マイルCS】出走全馬の追い切りを「レース情報」に掲載!【マイルCS】出走各馬の「指数X」は枠順確定後に無料公開!
シェア

おしらせ一覧

PAGE TOP