おしらせ
【ジャパンC】8カ月ぶりでも万全 世界最強馬の意地だ、ヴィクトワール!
栗東 CW 良 一杯 82.6-67.5-53.0-38.7-12.2 現地時間3月26日、震災に見舞われたばかりの日本にとって明るいニュースとなったのがヴィクトワールピサ、ドバイWC制覇の報だ。賞金額は世界最高、文句なしの世界最高峰レースを日本調教馬が制する?? 日本競馬界にとっての悲願達成に競馬ファンや関係者のみならず、ひろく一般のスポーツファンまで勇気づけられたのは未だ記憶に新しいところだ。 その後ヴィクトの道のりは平坦ではなかった。香港でのクイーンエリザベス2世Cはハ行のため直前で取り消し。8月には凱旋門賞出走を目指しフランスで調整中に左後肢にハ行を発症し、前哨戦前に無念の帰国となっている。2011年の壮大な海外転戦プランは夢に終わったが、国内で強さを見せる機会はまだ残っている。8カ月ぶりのレースが凱旋門賞馬、秋の天皇賞馬、昨年の覇者らが相手と条件は厳しいが、世界最強馬の意地で突破してみせたい。 フランスからの帰国後は10月から入念に乗り込みが進んでおり、もはや脚元の不安は完全に払拭されたと見て良さそうだ。1週前追いではこの中間初めて騎手(=福永騎手)が跨っての併せ馬を消化。鞍上の変化を感じ取ったのか、手応えに十分お釣りを残しながらも抜群の気合い乗りで大幅先行馬と併入を果たしてみせた。清山助手は「これで気持ちにスイッチが入った」と満足顔を浮かべる。そして迎えた本日23日の最終追いではデムーロ騎手がライドオン。格下2頭を追走し、直線で鞍上が猛ゲキをかけるとしっかりした脚取りで反応を見せ、それぞれに1馬身ほど先着してのフィニッシュとなった。突き放すまでには至らなかったが、まずは戦闘準備完了といったところだろう。 「いろいろアクシデントがあり順調さを欠きましたが、その後は順調に来ています。追い切りでは直線の反応を確かめて欲しかったのですが、ちゃんと反応して動いてくれましたね。デムーロ騎手もいい感触だったと言ってくれました。現時点でやれることはやった、日本でヴィクトワールピサを皆さんにお見せできる状態になりました。是非応援してください」と、角居師はしっかり立ち直った愛馬の状態に胸を張っていた。 ★【ドバイWCデー】日本馬初の快挙!ドバイWCでヴィクトワールピサが優勝 ★【ジャパンC】出走予定馬全頭の追い切りは要チェック!! ★データで斬る! 【ジャパンC】のUMAJINデータ班の見解も必見!
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