【兵庫ジュニアGP（園田）】初ダートのゴーイングパワーが直線抜け出し快勝！

23日、園田競馬場で行われた2歳による交流重賞・第13回兵庫ジュニアグランプリ(交流GII、ダ1400m)は、単勝オッズ3.0倍の2番人気ゴーイングパワー(牡2、栗東・岩元)が先行策から直線で抜け出し、快勝した。勝ち時計は1分28秒8(稍重)、鞍上は和田竜二騎手。 まずまず揃ったスタートのなか好発を決めた1枠1番フリスコベイ(牝2、美浦・和田道)が主導権を握り、ほとんど差のない2番手でゴーイングパワーが追走。やや離れた3番手に1番人気のシェアースマイル(牝2、美浦・栗田徹)が位置する。3コーナー過ぎでゴーイングパワーが勢い良く先頭に踊り出て、直線の攻防に。 手が動いて脱落しかけたフリスコベイだが渋太く盛り返し、ゴーイングパワーに食い下がる。その後ろから手応え良くシェアースマイルが追撃を開始するが、伸びは案外。結局ゴーイングパワーとフリスコベイの一騎打ちの様相となったが、直線半ばでゴーイングパワーが抜け出し、先頭でゴールインした。3馬身半差の2着はフリスコベイ。そこから半馬身差の3着は、道中単独の4番手で進んでいたエーシンユリシーズ(牡2、兵庫・橋本忠)が入線した。なお1番人気シェアースマイルは直線伸びを欠き、勝ち馬から0秒9差の5着に終わっている。 配当は単勝300円、馬連1,540円、馬単2,200円、3連複6,600円、3連単20,180円。勝ったゴーイングパワーは父サクラバクシンオー、母クインネージュ(母父フジキセキ)という血統。ここまで芝で4戦（1勝）してきたが、初のダート戦で重賞制覇を成し遂げた。 勝利ジョッキーインタビューで、和田騎手は 「初のダート戦だったが、返し馬でやれそうな感触を得られた。かかり気味で進んで行ったので（最後まで）持つかな？　と思っていたけど、直線でも手応えはあって良く走ってくれた。芝で甘かった馬だが、初のダートでいい走りをしてくれたし、4角（コーナーを4つ）を回る競馬も初めてだったけどこなしてくれましたね」 と、騎乗馬の頑張りを讃えていた。 ★【メイクデビュー京都】ゴーイングパワーが人気に応え快勝 ★豪華商品が貰える「UMAJIN-POG」エントリー受付中! ★重賞のデータ予想、追い切り速報など充実の「レース情報」は必見!

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