おしらせ
【兵庫ジュニアGP(園田)】3戦3勝のシェアースマイルを巡る争い
23日に園田競馬場のメインレースとして行われるのは、兵庫4頭、北海道2頭、大井・福山各1頭、中央4頭の2歳馬によって争われる第13回兵庫ジュニアグランプリ(交流GII・ダ1400m)。このレースをステップに、年末に行われる2歳ダート路線の総決算・全日本2歳優駿を勝利した馬も過去に4頭おり、注目度の高い一戦になりそうだ。 最注目は、デビューから無傷の3連勝でエーデルワイス賞を制したシェアースマイルだろう。中間は先月末から時計を出し始めると、ウッドと坂路を併用して計5本の時計をマーク。16日に南Wで追われた最終追い切りは、5F66秒8-1F13秒0(馬なり)を出し、余裕の手応えで3頭併せの最先着を果たした。逃げ、差し、好位から早め先頭と、違った戦法で3連勝を飾ってきており展開に左右される心配がないだけに、堂々の主役と言っていいだろう。 シェアースマイルが勝ったエーデルワイス賞で0秒2差の3着に善戦したのが、北海道から参戦するロクイチスマイル。勝ち星こそデビュー戦の1勝のみだが、その後も5、4、3着と相手なりに差のない競馬を続けている。この馬も逃げ・差し自在なだけに、上位争いに加われる可能性がありそうだ。 キャリア1戦で挑んだエーデルワイス賞では、果敢にハナを切って0秒3差の5着に粘った中央のフリスコベイ。この中間は坂路で5本の時計をマーク。20日の最終追い切りも坂路で4F55秒7-1F14秒8(馬なり)の時計を出している。目立って速い時計は出していないが、これがこの馬のパターン。2カ月ぶりの実戦だった前走を使って状態は上向いており、前走以上の結果を出せる可能性も十分あるだろう。 小倉2歳S5着、ききょうS2着とオープン実績豊富なのが中央のゴーイングパワー。夏場から順調にレース数をこなしていることもあり、この中間はさほど速い時計を出していないが、19日の最終追い切りはCWで終いを重点的に追われ6F87秒6-1F12秒1(一杯)をマークしている。相変わらず好調をキープしており、初ダートさえこなせれば面白い存在となりそうだ。 北海道から参戦するシーキングブレーヴは、今回がキャリア14戦目。今月だけで3走目、しかも北海道からの長距離輸送と条件は楽ではないが、エーデルワイス賞2着、北海道2歳優駿3着と、交流重賞の舞台で活躍しているように、能力は上位のものを持っている。北海道以外で競馬をするのは初めてになるが、力さえ出し切れれば通用してもいい。 地元・兵庫のエーシンユリシーズは、中央で新馬戦を勝ってから兵庫に移籍した異色の経歴の持ち主。移籍初戦となった前走が2着に3馬身差をつける強い内容。2戦2勝と底を見せておらず、相手強化でどこまで通用するのか楽しみだ。 もう一頭地元・兵庫からタガノメッセンジャを紹介したい。中央の芝に挑戦した前走は7着に敗れたが、地元で走ったデビュー戦は2着以下に1秒7差をつける大差勝ちを収めているだけに、地元のダート戦に戻れば巻き返しても不思議ではないだろう。 ★【エーデルワイス賞】シェアースマイルが3連勝で重賞初制覇! ★【メイクデビュー新潟5R】外国産馬・フリスコベイが新馬V ★【メイクデビュー阪神4R】エーシンユリシーズが接戦制し勝利! ★【メイクデビュー京都】ゴーイングパワーが人気に応え快勝
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