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【ジャパンCダート】有力馬1週前追い切りレポート

昨年の覇者トランセンドは中間の調教で一番時計を出すなど順調そのもの。連覇へ視界良好だ

国際招待レース(ただし、昨年に引き続き海外馬の参戦はゼロ)の第12回ジャパンCダート(GI、ダ1800m)が今週末の日曜日、阪神競馬場で開催される。この一戦に出走を予定している有力馬たちの1週前追い切りの模様を詳細レポート! トランセンド 今期はフェブラリーS勝ち、ドバイWCで半馬身差の2着、南部杯で勝利、JBCクラシックで2着と休み明けや環境の違いといったハンデをものともせず、ハイレベルなレースで勝ち負けしてきた。当然ここでも主役。連覇を見据える。秋に2戦を消化したが疲れた様子はない。23日の1週前追いは栗東ポリトラックに入り、単走で。長めからスタートとなったが抜群の行きっぷりから、最後までしびれる手応えのまま6F75秒2-1F11秒6(馬なり)の一番時計をマークした。順調に乗り込まれており、ますます快調といった雰囲気だ。 エスポーワルシチー 一昨年の覇者。昨年5月のかしわ記念以来GI級での勝利から遠ざかっているが、前々走マイルCS南部杯で見せた驚異の粘り、前走みやこSでの盤石の勝ちっぷりからは力の衰えは感じられない。23日、栗東ウッドコースで追われたのが中間の初時計。主戦・佐藤騎手を背に終い重点に追われて6F82秒8-1F13秒0(一杯)をマークしている。終いの伸びは案外だったが、馬場が重かったためで懸念視は不要だろう。追われてグッと沈むフォームには好感が持てるし、気合い乗りもこれまでとは違う。好勝負可能。 ミラクルレジェンド 新設なったJBCレディスクラシックをレコードタイムで制覇。これでダート1800m戦を4連勝、勢いに乗り2強ムードに風穴をあけることができるか。前走後はプール調整を挟んでいったんリフレッシュ。24日の1週前調教がこの中間初めての速い時計となったが、伸び盛りの僚馬カラフルデイズ(オープン)を3馬身追い、楽な手応えのまま同入を果たす絶好の内容となった。馬体もふっくら見せており、勢い持続と見ていいだろう。 ダノンカモン 前々走南部杯ではゴール前いったん先頭に踊り出るシーンがあり、トランセンドに冷や汗をかかせた。それを含めて安定感ある走りを続けており、上位進出は十二分にありそう。24日は栗東坂路で流され4F55秒2-1F13秒3(馬なり)。レース間隔は詰まっているが、キビキビした動きからは疲れは全く感じられない。一連の好調維持。落ち着きがあり、大人びてきた雰囲気が出てきているのもいい。なお、この中間はブリンカーを外して調整されており、本番でも距離延長への対策で外して挑む可能性がある。 ヤマニンキングリー 前走シリウスSがキャリア通じて初のダート戦。好位からそつなく抜け出し快勝し、砂適性の高さをアピールした。相手は一気に強くなるが、一泡吹かせるシーンは考えておきたい。2カ月ぶりのレースになるが、乗り込みは入念で態勢は整いつつある。23日は2歳500万下を栗東ウッドで追走。ラストはステッキを連打されたが、捉えきれずに遅れ入線となった。ただ、相手はケイ古駆けするタイプだけに問題はないだろう。ここでしっかりやれたことは大きく評価していい。 ワンダーアキュート 休み明け、仕上がり途上だったみやこSで4着とまずまずの走り。使った後の反動はなく、すぐに乗り出せている。24日は和田騎手が手綱をとり栗東ウッドで単走。終い重点に追われ6F82秒7-1F12秒1(一杯)をマークした。仕掛けられての反応は機敏で、ひと叩きされての上積みはかなり大きそうだ。馬体も緩みがなくなり、ピンと張ってきた。 ★【みやこS】エスポワールシチーが貫禄の勝利【JBCレディスクラシック】ミラクルレジェンドがレコードで初代女王に【マイルCS南部杯】トランセンドが驚異的な粘りでGI3勝目水・木は【ジャパンCダート】出走全馬の追い切りを「レース情報」に掲載!【ジャパンCダート】出走各馬の「指数X」は枠順確定後に無料公開!
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