【キャピタルS】アプリコットフィズがGI除外の鬱憤晴らす!

26日、東京競馬場で行われたメインレース・キャピタルS(OP、芝1600m)は、単勝オッズ2.4倍の1番人気に支持されていたアプリコットフィズ(牝4、美浦・小島太)が、1分32秒9(良)の好時計で快勝。目標としていたマイルCS(GI)では除外の憂き目にあったが、その鬱憤を晴らすかのような勝利であった。鞍上は田中勝騎手。 内枠を利してエーシンジャッカル(牡3、栗東・高野)が先手を奪った。2番手を3番人気レッドスパーダ(牡5、美浦・藤沢和)が追走し、その後ろにコスモセンサー(牡4、栗東・西園)が位置取る。アプリコットフィズも先団を追走し、2番人気のゴールスキー(牡4、栗東・池江)は後方で脚を溜めた。 向正面までは縦長の展開でレースは進んだが、3?4コーナーでは馬群がギュッとひと固まりに。勝負は最後の直線に持ち込まれた。逃げるエーシンジャッカルを交わし、レッドスパーダとコスモセンサーが先頭を競り合う。その2頭の間をアプリコットフィズが狙うが、なかなか進路が開かない。 さらに外からはガルボ(牡4、美浦・清水英)が差を詰めエアラフォン(牡4、栗東・池江)、マイネルラクリマ(牡3、美浦・上原)なども馬群をこじ開けてくる。手に汗握る大接戦となったゴール前だったが、ようやく内から馬群を割って伸びてきたアプリコットフィズが、半馬身抜け出してフィニッシュ。前走がエイシンアポロン(マイルCS優勝)の2着、前々走がフィフスペトル(マイルCS・2着)の2着という実績、オープン特別では力が上だった。 2着にガルボ、3着にマイネルラクリマが入線。エアラフォンはコスモセンサーと4着同着、レッドスパーダは6着、ゴールスキーは12着と見せ場なく敗れた。配当は単勝240円、馬連3,170円、馬単3,990円、3連複5,420円、3連単31,480円。勝ったアプリコットフィズは父ジャングルポケット、母 マンハッタンフィズ(母父サンデーサイレンス)という血統で、姉がコロンバスサークル、弟がクレスコグランド、妹がシャンボールフィズという良血馬だ。 ※詳しいレース結果はコチラ ★アプリコットフィズを勝利に導いた田中勝騎手公式ブログはコチラ ★【クイーンS】3歳馬のアプリコットフィズが古馬を一蹴!! ★【クイーンC】良血アプリコットフィズ重賞初制覇 ★重賞のデータ予想、追い切り速報など充実の「レース情報」は必見!

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