おしらせ
【日曜京都メイン/太秦S】重賞挑戦へ向けて弾みを ワールドワイド
今週日曜日、6回京都開催最終日のメインレースには別定戦のオープン特別・太秦S(ダ1200m)が組まれている。 中心はワールドワイドか。前走の室町Sでは先に抜け出したレディルージュを捉えきれず半馬身差の2着に敗れたが、勝ち馬は53キロに対してこちらはハンデ頭の57キロ。さらに休み明けだったことを加味すれば、十分に地力は示した内容だったと言えるだろう。この中間は栗東坂路で調整されて計4本の時計を出している。23日の最終追い切りも坂路で行われ、小牧騎手を背に4F53秒1-1F13秒1(一杯)を計時。全身を伸び伸びと使ったフォームで、前回よりも素軽い動きを見せてくれた。叩き2戦目らしく気配は順当に良化している。京都コースはこれまで【2.4.1.2】と好相性の舞台。ここで賞金を加算し、今後の重賞挑戦へ向けて弾みをつけたいところだ。 今回は7月のプロキオンS(14着)以来、約4カ月半ぶりの一戦となるエノクが対抗格か。11月4日から栗東坂路で時計を出し始めると、これまで3本の併せ馬を消化するなど意欲的な調整が重ねられている。23日の最終追い切りは同レースに出走予定のサウンドアクシス(古馬オープン)と坂路で併せられ、4F52秒8-1F13秒8(一杯)をマークし僚馬から1馬身の先着でフィニッシュ。前半から勢い良く飛ばしたため終いはいくらか甘くなったが、復帰緒戦から力を出せそうなデキだ。一昨年、去年とこのレースを連覇しているように京都ダート1200mは【2.1.1.1】と得意のコース。3連覇があっていい。 サウンドアクシスも7月以来の競馬となる。10月の終わりからここまで熱心に乗り込まれ、23日の最終追い切りは北村友騎手が跨り前述のエノクと坂路で併せ馬を敢行。最後は実戦並みの激しい追い比べが展開されたが、結局パートナーから1馬身の遅れを取ってゴールした。タイムは4F53秒0-1F13秒8(一杯)。いくぶん馬体は余裕残しに映るも、休み明けの前走(NST賞3着)では後の重賞馬ドスライスにコンマ4秒差まで迫った内容から、素質面ではこのメンバーでもヒケをとらない。アッサリの可能性まで考えておきたい。 前走の西陣Sでは大外から豪快な差し切りを決め、再度オープン入りを果たしたメイショウデイムも侮れない。この中間は栗東坂路のみで調整されているが、1週前追い切りではビッシリ追われて4F52秒7-1F12秒7をマーク。そして今週の最終追い切りでも4F52秒7-1F12秒4(一杯)を記録するなど、2週続けて熱のこもったケイ古を消化している。動きにはキビキビと活気が溢れており、依然好調をキープしていると見てよさそうだ。今回は別定戦のため、前回からマイナス2キロの53キロ。メンバー最軽量を武器に連勝を狙う。 穴馬としてアナモリを取り上げる。23日の最終追い切りは栗東ウッドで行われ、同厩のシンボリアミアン(古馬500万下)と併せ馬。1馬身のリードを与えられてスタートするも直線の追い比べでは見劣り、結局パートナーから1馬身後方でフィッシュした。タイムは6F83秒1-3F39秒8-1F13秒2(一杯)。格下馬に先着を許す内容であったが、元々ケイ古駆けしないタイプなだけに心配する必要はなさそう。上々の状態でレースに臨めそうだ。末脚が自慢の本馬。前走は残念ながら不発に終わったが、2走前には最後方から15頭ゴボウ抜きの鮮やかな差し切り勝ちを披露しており、展開がハマるようならその再現があっていいだろう。 ★【室町S】レディルージュ待望のオープン初勝利 ★【プロキオンS】伏兵シルクフォーチュンが豪脚一閃! ★【NST賞】柴田善臣騎手騎乗のドスライスが抜け出して勝利!
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