おしらせ
【土曜東京メイン/キャピタルS】ここでは主役!アプリコットフィズ
26日の土曜日、東京競馬場のメインレースはオープン特別のキャピタルS(芝1600m)だ。 近2走は牡馬を相手に回したマイル重賞で2回連続2着。安定感ある走りを続けるアプリコットフィズがここでは主役だろう。GIマイルCSは賞金不足で除外となったが、調整は順調に来ている。23日の最終追いは美浦坂路で単走となったが、余力たっぷりのまま4F51秒5?1F12秒0(馬なり)をマーク。気合い乗りは抜群で、馬体減りはなく張りを維持している。「マイルCSを除外になったのは痛かったが、1週延びても調整に狂いはなく状態面に不安はない。東京マイルはクイーンCを勝った舞台で、好相性。ここ最近は充実一途なので、オープン特別のここは勝ち切ってもらわないと」と、小島太師はVへ強い期待を寄せている。 昨秋は破竹の3連勝後挑んだマイルCSでも、レコード決着にタイム差なしの3着に入ったゴールスキー。しかしその後は足踏みが続き、前々走の準オープン特別が久々の勝利だった。前走富士Sでは不良馬場に苦労しながらも5着と地力の一端を示しており、良馬場でやれそうなここで改めて賞金加算を目論む。1週前追いではゴール前失速して併走馬に5馬身遅れ。23日の最終追いは先行した格下馬を千切って大差先着こそ果たしたが、これは相手が早々にバテたもので追われての伸びは案外なもの。良化度合いには懸念が残る。「状態は悪くないが、物足りない面があるのも確か。まだ馬が若くてハミに頼って走るようなところがあり、その分追ってからもうひとつ伸び切れない。もう少し走る姿勢が良くなってくれば、もっと上のステージで走れる馬なんだが」と、吉村技術調教師。 地力でどこまでやれるか、だろう。 距離短縮、叩き2戦目の富士Sで3着と好走したのがマイネルラクリマ。前走後もしっかり乗り込まれており、依然好調を維持している。23日は美浦ウッドで単走。終いだけ重点となったが5F69秒8-1F12秒6(強め)と脚色にお釣りを残しながら軽快な伸びを見せ、好気配をアピールした。「追い切りは終いしっかり伸びて、いい動きだったね。前走は勝った馬が強かったけど、この馬も良く頑張った。切れる脚がないので瞬発力競馬になると分が悪いかな。前走のように前々の競馬で渋とさを発揮する競馬が理想だと思う。斤量増は問題はないし、今回も自分の競馬でいいレースを」と、鈴木助手は好勝負を期待している。 東京新聞杯勝ちのあるレッドスパーダは、ここが8カ月ぶりの復帰戦。仕上がり状態が焦点となろう。11月上旬から速い時計を出し始め、以来ここまで併せ馬を7本消化。23日は美浦の芝コースに入り、後方から来るペルーサ(ジャパンCに出走)を迎え撃った。勢いある相手に遅れ入線とはなったが、突き放されることなく渋太く食い下がる上々の内容。時計も5F68秒9-11秒7(馬なり)と、この馬自身いい動きを見せており、このひと追いで態勢整ったと見ていいだろう。昨冬、10カ月ぶりの阪神Cで2着に好走しているように鉄砲でも問題のないタイプ。侮れない。 年初のニューイヤーS勝ち以降、凡走が続いていたコスモセンサーだが前走のパラダイスSでは積極的なレース運びから0秒1差の3着に粘り込んだ。久々の好走が、浮上のきっかけとなるか。レース間隔詰まっており、23日の追い切りは流す程度の内容となったが栗東坂路4F54秒2-1F13秒1(馬なり)と伸び脚はまずまず。この馬なりの好調は維持できている。前走の手綱を取ったベリー騎手は「もう少し前の位置取りなら」と唇を噛んでおり、ここは果敢にハナを奪う競馬に出そう。同型との兼ね合い次第だが、マイペースの競馬となった場合の押し切りは考えておきたい。 ★★アプリコットフィズを担当する小島良太助手公式ブログ「馬なりぃ」は要チェック! ★【クイーンS】(2010年)3歳馬のアプリコットフィズが古馬を一蹴!! ★?がんばろう日本! メッセージ募金?にご協力お願いします
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