おしらせ
【日曜中山メイン/ターコイズS】重賞獲りへ弾みを アンシェルブルー
今週日曜日、5回中山開催2日目のメインレースにはハンデ戦のターコイズS(OP、芝1600m)が組まれている。本競走はWIN5対象3レース目に指定されており、後半戦へつなげるためにもしっかりと勝ち馬を仕留めたいところだ。 春のヴィクトリアマイルでは勝ち馬アパパネからコンマ4秒差の5着に健闘。実力馬アンシェルブルーが重賞獲りへ向け、まずはオープン特別のここで弾みをつけたい。前走のパラダイスSではトライアンフマーチを半馬身差まで追い詰めての2着。改めて地力の高さを示した。この中間は美浦の坂路で調整され、30日の最終調整も坂路で単走追い。鞍上は終始持ったままの手応えで4F50秒3-1F12秒3(馬なり)の好タイムを楽にマークしてみせた。元々稽古は走るタイプであるが、それを差し引いても抜群の動き。追えばいくらでも弾けそうな雰囲気で、好調ぶりをアピールした。中山芝コースはこれまで3戦し【1.1.1.0】。この距離でも実績を残しており、スムーズな競馬ができれば最も勝利に近い馬だろう。 1000万下→1600万下と連勝中。充実著しいエーシンハーバーが連勝記録を伸ばすか。前走の長岡京Sでは重賞3着馬のスプリングサンダーを下しての勝利。この走りができれば、昇級してもクラスの壁はなさそうだ。最終追い切りは30日に栗東ウッドコースで行われ、プレファシオ(4歳1000万下)との併せ馬を敢行。直線では激しい追い比べとなったが、結局馬体を並べてゴールした。時計は6F82秒8-1F12秒5(G前追う)。仕掛けられてからの反応は上々で、終いの脚もスピード感抜群。引き続き好調をキープしている。これまで8戦しているが、関東圏でのレースは今回が初めて。長距離輸送さえこなせればいきなりがあっていいだろう。 前走の富士Sでは12着に大敗したものの、この舞台では重賞勝ちの実績を持つダンスファンタジア。2走前のポートアイランドSでは休み明けに加えて初の古馬混合戦にも関わらず3着へ好走しており、力はここでも見劣らない。30日の最終追い切りは美浦の坂路でクリームソーダ(3歳1000万下)を5馬身ほど追走。楽な手応えのまま僚馬に取りつくと、最後は余力たっぷりに併入フィニッシュを果たした。タイムは4F52秒6-1F12秒3(馬なり)。動きには素軽さが増し、息遣いも良。一息入るも態勢は整ったとみていいだろう。前走後、鞍上の北村宏騎手は「馬場が合わなかったですね」と敗因を分析。関東は土曜まで雨予報なだけに、馬場がどこまで回復するかが好走のカギを握りそうだ。 前走の秋華賞では14着に敗れたが、紫苑Sでのレコード勝ちが記憶に新しいカルマートも当然見直したい。この中間は坂路とコースを併用しての調整が重ねられており、30日の最終追い切りは美浦ウッドでタイキデイブレイク(障害未勝利)と併せ馬。4馬身ほど先行するパートナーを目標にスタートすると、終いに軽く仕掛けられグイッとひと伸び。脚色優勢のままクビ差先着でフィニッシュした。タイムは5F67秒8-3F38秒7-1F13秒2(強め)。この最終調整でしっかり仕上がった印象。前走からの巻き返しVまで考えておきたい。 開幕週の馬場が一番味方しそうなフォーエバーマーク。あれよあれよの逃げ残りにも注意が必要だ。30日の最終追い切りはレースでも手綱をとる三浦騎手を背に、美浦ポリトラックでプラッキーエリーナ(2歳未勝利)を3馬身ほど追いかける形からスタート。楽な手応えのままスーッととらえると、強めに追われる僚馬を子供扱い。最後は余裕を持ったまま、同入を果たした。タイムは4F51秒6-1F11秒7(馬なり)。終いの脚は鋭く、休み明けを叩かれて気配は順当に良化。力を出せる状態にある。 ★【パラダイスS】皐月賞2着馬・トライアンフマーチが完全復活 ★【フェアリーS】ダンスファンタジアが関東で見事に逆襲! 重賞初制覇 ★【紫苑S】カルマートがレコード勝ちで秋華賞へ名乗り出る ★【クロッカスS】フォーエバーマークが楽々と逃げ切る!! ★フォーエバーマークに騎乗する三浦騎手のブルゾンなど、プレゼントは今月もお宝満載
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