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【土曜中山8R/イルミネーションジャンプS】中山GJ覇者のマイネルネオスが復帰

中山グランドジャンプを制して以来の復帰戦となるマイネルネオス(右)。

3日に中山競馬場で行われる障害オープン・イルミネーションジャンプS(障害OP、芝3570m)。夏に中山グランドジャンプを制してGIホースとなったマイネルネオスが復帰し、暮れの中山大障害を占う上でも注目される一戦の展望をお届けしたい。 震災の影響で7月に延期となった中山グランドジャンプを制し、障害転向17戦目にしてGIホースの仲間入りを果たしたマイネルネオス。前走後に右第一指骨剥離骨折が判明してしまい全治3カ月と診断されたが、しっかり休養して完治し、暮れの大一番を前に待望の復帰を果たす。30日の最終追い切りは、美浦の北Cコースで6F87秒8(馬なり)と時計は平凡だが、1週前に柴田大騎手が騎乗してビシッと一杯に追われており、態勢は整ったと考えて良さそう。中山大障害に向けての叩き台といった位置づけではあるが、他馬との斤量差さえ苦にしなければ、いきなり好勝負できる可能性がありそうだ。 対抗格となりそうなのが、前走の東京ハイジャンプで重賞2勝目を挙げたマジェスティバイオだ。障害転向初戦からコンビを組んでいた柴田大騎手がマイネルネオスに騎乗するため、今回は山本騎手と新コンビを結成。その山本騎手は、中間の追い切りから積極的に同馬に騎乗し、感触を確かめている。そして30日の最終追い切りでも同馬に騎乗し、美浦の北Cコースで5F68秒6(馬なり)をマーク。夏場から順調にレースを使ってきており大きな上積みはないものの、相変わらず好調。あとは、初挑戦となる中山コースがどうかといったところだろう。 メンバー中最多となる重賞3勝の実績を誇るテイエムトッパズレは、中山グランドジャンプ5着以来の復帰となる。この中間は10月上旬から時計を出し始め、2カ月近くかけて入念に調整が続けられてきた。11月30日の最終追い切りは栗東のBコースで5F65秒8(一杯)をマーク。力強い動きで調教の見た目から休み明けを感じることはないが、今回は30戦連続でコンビを組んでいた佐久間騎手が第二腰椎骨折による戦線離脱中ということで、黒岩騎手に乗り替わる。乗り難しい面がある馬だけに、初騎乗となる黒岩騎手がどう乗りこなすかが好走のカギを握りそうだ。 障害未勝利から一気に3連勝したディアマジェスティだったが、その後は東京ハイジャンプで8着、京都ジャンプSで6着と、続けて1番人気を裏切る形となってしまった。前走から中2週ながら中間3本の追い切りを消化し、3頭併せも敢行するなど、意欲的に調整されてきた。11月30日の最終追い切りでは高田騎手が騎乗し、栗東のCウッドで6F84秒6(一杯)をマークしており態勢は万全だ。直線が芝コースのレースで連敗しており、平地時代もダートで良績を残しているだけに、直線の芝コースをどう克服するかが好走に向けて大きな課題になってくるだろう。 もう一頭挙げるなら、10カ月ぶりの復帰戦となった平地を叩かれて状態が上がってきたホウライブライアンか。前走後はすぐに乗り込みを再開し、中間5本の追い切りを消化。11月30日の最終追い切りには植野騎手が騎乗し、栗東の坂路で4F55秒3(馬なり)をマークしている。この馬の場合も障害2勝はいずれも直線がダートコースのレースで、平地での良績もダート戦に集中しているだけに、直線が芝コースというのは不安材料だ。 ★中山GJ勝ち マイネルネオスが骨折【中山グランドJ】直線で二転三転 マイネルネオスがジャンプ界の頂点に立つ【東京ハイジャンプ】東京巧者・マジェスティバイオが差し切りテイエムトッパズレが鮮やかな逃げ切りを決めて優勝!/東京ハイジャンプ
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